決勝トーナメント以降はほとんどの試合を観戦したと思う。自由業の私としては撮影を優先するモノの時間が有れば15時30分、20時30分キックオフの試合は見ることができた。
印象に残っているのは、アイルランド戦で後半終了間際、相手選手のユニフォームを強く引っ張る反則から点数を入れられたキャプテンのフェルナンド・イエロ選手だ。結果的にアイルランドをPK戦で下したが、最初のキッカーもイエロ選手だった。韓国戦でも最初のキッカーとなりどちらもゴールネットを揺らしその重責を果たした。スペインでは英雄的な選手らしいが私には34歳で戦う彼の姿に滅びの美学を感じた。最初にそれを感じたのはゴールデンジェネレーションと呼ばれたポルトガルのフィーゴ選手。私はどうも若い選手より最後の出場になるだろう60年代生まれの選手にエールを送りたくなるものだ。
優勝は5度目のブラジルとなった。しかし、2位のドイツとともに大陸予選では共に苦労したこと。優勝候補のフランス、アルゼンチン、ポルトガルが一次リーグで敗退するなど多くのドラマが有ったことを忘れてはならない。
4年後のドイツ大会には何とか現場で見たいものだ。
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