楽市楽座in福井 8.15 8.16

F楽通信 8月10日号a
 鯖江市河和田地区で被災した方からの現状報告

こんばんは。まずは、先日はお見舞いの電話、ありがとうございました。私の方は、何とか普通に近い生活を送ることができております。

必要としている物資としては、以下の通り。( )内はその理由かな?

・食器、コップ類
(割れていなくても、一度泥に浸かった、あるいは泥のついた食器に、食品を入れる気持ちにはなれないようです)

・鍋類
(食器類と同じ理由です。カップラーメンなどはたくさんいただき、おいしくいただいております。でもそれが毎日となると辛いものがあります。自分たちで料理を、と思っても最小限度の鍋(やかんなど)しかない方も多いのではないかと思います。ちなみにウチは、婦人会から使用されていたと思われるヤカンが、救援物資として来ましたよ)

・フトン類
(先日、県や市から救援物資としてタオルケットなどを頂きました。しかし今は夏で重宝しているのですが、押入にあった冬用の毛布などは流されたり、泥につかってしまい、使い物にならないようですね)

・肌着
(特に年配の方の肌着・下着でしょうか。河和田地区は老齢者が多く、弱ってきている足腰を考え、1階部分で寝起きしていた方が多いようです。自ずと洋服類も1階部分にあったようですね)

・靴下
(これは私の想像なのですが…。今は夏なので、靴下なしでも大丈夫かと思いますが、秋冬に向けてやはり必要となってくるのでは?と思います)

 豪雨から3週間。表面的には何とか生活できるようになったと思いますし、生活しております。が、昨日の日曜日(8/8)。やはり豪雨の復旧作業は、まだまだ各家庭で続いているようで、家の中を掃除したり、商品(ココの場合は地場産業の越前漆器ですね)を洗ったり、ところどころでそのような光景が見られました。そこで、「ボランティアの募集は終了したけれど、もしかすると今もボランティアが必要な家庭はあるのかもしれない…」なんて思ったのですよ。まぁ、各家庭の聞いてみないことには分かりませんがね。
各家庭での復旧作業は、毎日少しずつ、週末の休日に少しまとめてするという感じでしょうか。そうなると、何だか、休みがないんですよね〜。疲れがたまる一方ですね。

そうだ、今思い出した! 
救援物資で”私が”欲しいのは、長靴かな。泥でまみれて、被災時は泥が長靴に入ってしまい、数日間はぐちゃぐちゃのままはき続けたのです。今は長靴内も乾いて、見た目は普通ですがね。というのも、洗ってもなかなか泥のニオイって取れないんですよぉ。長靴は、冬場には本当に必要だからね。

鯖江市河和田地区で被災した30歳台の女性からのメールより


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制作:2004.8.10 22:20
訂正:2004.8.11 23:20

呼びかけ人:マイク・ヨコハマ
imac@mike.co.jp
Tel:090-9766-3340