楽市楽座in福井 8.15 8.16

スタッフより

代表:マイク・ヨコハマ(情報ボランティア)

 (特)タバコ環境NPOネット事務局長、国際交流機構福井県支部会員、(特)ナレッジ福井会員、(特)ラピュタ創造研究所会員のマイク・ヨコハマ(41歳)と申します。生業はフリーのビジュアルクリエーター(写真・ビデオ・ウェブ制作)で基本的に自宅SOHOで年中無休です。福井市環境パートナーシップ会議のサイト関係の仕事も半分ボランティアでかかわっています。
 7月18日の福井豪雨災害発生時、私は足羽川の堤防にすぐそばに住んでいるため、カメラやパソコンを上の階にあげて、家族(臨月のパートナーと5歳の子供、猫1匹)と震えていました。足羽川に水位はどんどん上がり、ご近所に住む年輩の方もこれだけ上がったのは見たことが無いと話していました。隣の砂利の駐車場から水が噴水のように溢れてきて、みんなでブロックや石を運んで積みました。堤防まであと1.5mくらいまで迫ったとき、急に水位が下がりました。3kmほど下流の同じ左岸で堤防の決壊(福井市春日地区)が起こったからです。親戚や友人から安否を尋ねる電話やメールが相次いだため、横濱たより(不定期で更新しているオンラインマガジン)で家族が無事であることを伝えました。
 3日目になり、知り合いから福井市水害ボランティアセンター設置をメールで知らされ、災害の甚大さを改めて実感しました。ボランティア支援の為の横濱たよりを毎日更新するようになりました。友人宅の被災写真を撮ってあげたり、各地のセンターの様子をレポートしたり、シャトルバスの駐車場のお手伝いなどをしていました。マスコミにあまり登場しなくなるまで、家族に迷惑をかけながら、早朝から取材に出かけ21日間出し続けました。
 福井市街地と違って、福井市一乗地区、鯖江市河和田地区、美山町の破壊は想像を絶するものがありました。生活の場と生産の場をいっぺんに失った人達も少なくありませんでした。情報ボランティア以外に何かお手伝いは出来ないものだろうかと考えるようになりました。3週間を経過した今でも家の中を水洗いしている姿を目にします。
 5日早い7・13に豪雨災害にあった新潟の情報を探っているうちに、三条市で楽市楽座(無料フリーマーケット)を開催したことを知り、すぐにメールを出しました。福井でも開催できないかと相談しました。協力者や物品を置いておくスペースが見つからず、いたずらに日が経ってしまいましたが、全てのボランティアセンターが閉鎖された頃、開催の目処が立ちました。
 準備期間も短く、どれだけのことができるかわかりませんが、皆様の協力を仰ぎ、助け合いの精神で「楽市楽座in福井」を成功させたいと思っています。

 また、元気福井を応援する「レッツゲット福井キャンペーン」( 美しい福井に遊びに来てください、元気な福井産品を買って下さい。)も開催中です。

スタッフ紹介プリント(PCのみ)


堀川 秀樹(ふくいみらい製作委員会) 

 自分自身が被災者でもあり、重い気持ちからから脱出するのに、少々の時間が必要でした。それが、ボランティアで被災地を回っている間に自分などはとても被災者とは呼べないと思うようになりました。
 そこで未だに大変な思いをされている方々の役に立ちたいと考えておりました。今回の無料フリマ楽市楽座in福井を通して秋冬にかけてのご不安を少しでも解消していただけたらと思っております。


後藤勇一(福井市ボランティア連絡協議会 会長)

 災害ボランティアセンターは終了しましたが、福井市民はさまざまな形で動きを継続させています。9月26日には足羽川河川のクリーン作戦が(特)ドラゴンリバー交流会を中心に行われますし、10月には福井青年会議所がフェニックス福井をアピールするための秋祭りを河川敷で開催します。そして、被災者の生活支援のための楽市楽座in福井が片町SOCO22で開催されます。市民力全開でフェニックス福井を全国に発信していきます。


高嶋 公美子 (NPO法人 ぱそぼらねっとF[ナレッジふくい])

 被災された方々の復旧に向けてのご苦労、ため息、涙・・、その中で輝くボランティアの汗を目の当たりにしてきました。拠点ボランティアセンターの活動はほぼ終了していますが、まだまだ復旧には、多くのモノ、民の力が必要です。今回の「楽市楽座in福井」が意義あるものになるよう、皆様のご協力お願い申し上げます。被災された方々が、一日も早く元の生活に戻られますようお祈り申し上げます。


牧野安男(特定非営利法人コラボNPOふくい 理事長)

 楽市楽座の取り組みが福井県内何箇所かで企画され開催されようとしています。この楽市楽座の運動を福井県民全体の取り組みとするためにも連絡を取り合いネットワークしていくことが大切です。「楽市楽座in福井」が福井県内楽市楽座運動の第1段として成功させるために多くの皆さんの協力をお願いします。


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制作:2004.8.10 8:00
訂正:2004.8.13 15:00

呼びかけ人:マイク・ヨコハマ
imac@mike.co.jp
Tel:090-9766-3340