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豊橋普通競輪 第1日目 初日選抜 2001年2月16日(金)

 

佛田を信頼して、慌てずしっかり追走したのが吉

 

【レース経過】

 牽制ぎみのスタートだったが、9番車の船曳が前に出て、1周を過ぎたところで前から船曳 - 斉藤 - 川口 - 串田 - 後田 - 寺崎 - 佛田 - 鷲田 - 高田の並びとなった。そのままの隊列で赤板表示を迎え、7番車の佛田は早めに前団を押さえに上昇した。

 しかし、前付けの9番車船曳は強引に突っ張り先行を敢行し、ジャンで鼻に立った。
 船曳の奇襲に一旦、佛田は3番手の川口のところで併走していたが、あと一周の4コーナーで踏み上げ、ホームストレッチでは船曳を押さえて先手を奪い返した。鷲田は佛田の巻き返しに付いて行ったが、高田は立ち後れ、最終2コーナーは、 佛田 - 鷲田 - 船曳 - 斉藤で通過。

 離れていた高田は、佛田 - 鷲田の後ろに追い上げて来たが、最終バックストレッチ、この日、強烈な向かい風に失速した佛田の先行を、そのまま追い上げたスピードを持続して捲りを打ってきた。高田は、最終3コーナーで逃げる7番車の佛田に並び、その後ろに9番車船曳後位から切り換えた3番車の斉藤が追走してきた。鷲田それをブロックし、捲った8番車高田の後位を奪い取った。

 最終4コーナー、鷲田、二の足を使って逃げる高田を2分の1車身交わし1着でゴール。

 

【レース感想】

 予想の一番人気は、鷲田 - 佛田だったが、ジャンで船曳の強引な突っ張り先行があったために苦しい展開となった。私は佛田の出足が良いのを知っていたから、必ず巻き返しをしてくれるものと信じていた。慌てずしっかり付いていたのが良かった。
 高田が最終バックで捲ってきたときも、俊敏にその後位をブロックしながら切り換え、返す刀(かたな)で最後の追い込みを出来たのは合宿の成果であると同時に、何をおいても佛田が徹底した先行策に出てくれたお陰であった。

 3場所連続(小倉、奈良、豊橋)初日選抜を1着で勝ち上がることができ、大変嬉しかった。


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