不利な状況から3着に食い込み、一応、納得のいくレースだった。
【レース経過】
スタートは大阪の吉田が前に出て、鷲田、池田の近畿勢と続いて、2周目の1センターで、中団に尾崎
- 霧生 - 藤田の関東南関組、後方7番手以下が花村 -
水谷 - 荒木の中部勢の並びとなった。
このまま淡々と周回を重ね、赤板過ぎ1センター付近から、花村
- 水谷 - 荒木の中部勢が動いてきた。
その上昇に併せて、中団にいた尾崎 - 霧生 -
藤田も上昇、両ラインが併走状態のまま前団の吉田 -
鷲田 - 池田をかぶせた。
ジャンで、前受けの吉田は、一旦番手でイン粘りをみせたが、思い直して車を下げ、4コーナーを回った所から一気にダッシュした。
それに合わせ、先行態勢に入っていた花村 - 水谷
- 荒木もダッシュ。
最終1センター、逃げる中部勢を捲り返す1番者吉田以下の近畿勢だったが、先行の中部勢に合わせられて併走状態のまま、最終3コーナーに入った。
1番車追走の5番車鷲田は、最終1センターから中部勢の4番手併走状態のままで、最終4コーナーを迎えた。
4番車花村の先行に乗った3番車水谷 -
7番車荒木がそのまま追い込んで、ワンツーフィニッシュ。
4番手併走状態から外を追い込んだ5番車鷲田は、3着でゴールした。
【レース感想】
前回の岐阜初日特選と準優で一緒だった吉田尚作と再び同じ参加となった。吉田は、4月にA級降級後、豊橋48欠、岐阜79欠、向日町37欠といづれも準優大敗、三場所連続の途中欠場で、まるで良いところなしの状態が続いていた。
しかし、腐っても鯛、後期はS級にいた実績のある選手だけに、この辺でそろそろ実力発揮と信じて付いていた。
私の後位は、和歌山の池田が固めてくれるし、吉田の捲りが爆発してくれれば、好調の私の差し足が魅せられる、と思っていた。
だが、どうも吉田のエンジンは壊れているようだった。何をしてもダメだった。感も悪いし、思いっきりも悪い。本人の心境たるや察しが付くが、こればかりは本人の問題だからどうしようもない。
私はといえば、そんな不利な状況から3着に食い込み、こんなもんかな?と一応納得のいくレースだった。
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