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豊橋競輪F2 第1日目 初日特選 2001年7月6日(金)

3着ながら展開に恵まれただけのレースだった。

【レース経過】 

 号砲が鳴って暫く牽制があったが5番車の鷲田が前に出て、それに8番車、2番車、1番車が続いた。

 1周を回ったホームストレッチ付近で先頭員の後ろにいた鷲田が後方に下げ、隊列が整ったのは2周回目のバックストレッチライン付近で、前から山本 - 宇都宮 - 渡部 - 神開 - 柴川 - 松尾 - 長村 - 八日市屋 - 鷲田の並びとなった。

 この並びで周回を重ね、赤板表示のあと2周のホームで 松尾 - 長村 - 八日市屋 - 鷲田が上昇を開始すると、3番手にいた渡部 - 神開 - 柴川もそれに併せて突っ張りぎみに山本 - 宇都宮を押さえ込んだ。

 渡部 - 神開 - 柴川は、山本 - 宇都宮が引いたのを確認してから、松尾 - 長村 - 八日市屋 - 鷲田を迎え入れ5番手まで引いた。

 そこでジャンが鳴った。一旦、後方に下げた山本 - 宇都宮だったが、 すかさず松尾 - 長村 - 八日市屋 - 鷲田後位に切り換えてきて、あと一周を残す2センターから5番車の鷲田後位は、インに渡部 - 神開 - 柴川、アウトに山本 - 宇都宮で競り合う展開となった。

 あと一周のホームから全開で逃げる松尾を最終2コーナー、アウト併走状態から8番車の山本が捲くって出たが、最終3コーナーで一杯の状態。

 最終4コーナー、終始松尾後位の長村が番手絶好から追い込んだが、3番手から直線伸びた八日市屋が突き抜けて1着でゴールした。 

【レース感想】

 初日特選は、松尾 - 長村 - 八日市の中部ライン、山本 - 宇都宮の中国ライン、 渡部(愛媛)には神開 - 柴川の九州ラインが付けるとのコメントで、あとは鷲田(近畿)が何処に付けるかの3分戦が予想された。

 私が山本 - 宇都宮ラインに付ければ綺麗な3人づつに分かれての3分戦だったが、松尾(99.18)、渡部(99.51)の競走得点を見る限り、山本(94.84)の3番手では、プロミスだった。(寒ぶ〜かった)

 オッズ表示は、渡部 - 神開の折り返し車券が人気だったが、いくら売り出し中の渡部とて、松尾が先行した場合、そう簡単には捲れないだろうと思っていたから、選手紹介では中部の4番手を回った。

 前回の福井初日特選で、痛恨の1着失格を喫し、私の今期の事故点は57点(失格1回=30点、重注2回=18点、走注3回=9点)に達しリミット状態。

 走注1回で、4月に行った黄檗山の訓練にまた行かねばならない事を考えると、今期(2001年4~7月)もこの豊橋と前橋を残すだけとなったから何とか無事故で終了し来期出直したい、というのが正直なところだった。

 だから競り合いを避け、前々に行くことしか考えなかった。

 レースは松尾が逃げ、中団の位置を渡部と山本が取り合う展開となったから、読みは正解だったが、ゴール前、いつもならもっと突っ込むのだが、さすがに怖くて踏めなかった。

 小差で3着に入着できたというものの展開に恵まれただけのレースだった。

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