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 小松島競輪場は、今年(2001)2月22〜25日の4日間「ふるさとダービー」を開催し、地元の小倉竜二(24歳・77期)が優勝したのは記憶に新しく、また、平成14年度(2002)2月6〜9日には、第2回西王座戦競輪(G)を開催することが決定している。

小松島競輪場(徳島県)

取材:2001年8月

 福井から小松島競輪場へのアクセスは、北陸自動車道〜名神高速道路〜阪神高速3号神戸線等を経由して、垂水JCTから明石海峡大橋〜淡路島〜大鳴戸橋を繋ぐ神戸淡路鳴門自動車道に乗り、さらに終点鳴門IC下車後〜国道11号線〜国道55号線を経て全長約370kmの距離である。

 明石海峡大橋開通以前は、JR北陸線〜伊丹空港〜徳島空港と鉄道と空の交通機関を利用していたが、最近は車で約5時間弱の長旅だが車で参加する選手が増えてきた。
 前検日になると開催地近くの駅に大きな輪行バックを抱えた競輪選手を見かけるという風景は少なくなってきている。(輸送会社が運んでくれる体制が進んだことも影響している)

 小松島市は、人口約4万5000人で温和で降水量の少ない瀬戸内型と、温暖で夏季に雨の多い南海型の両面を合わせ持った都市だ。
 今年(2001)市政50周年を迎え、同市の財源として欠くことの出来ない競輪事業は今後とも期待がかかる。

 また、小松島湾に臨む風光明媚な港町として栄える小松島市だが、港には、時折、写真(豪華客船「飛鳥」)のような大型船舶も寄港し、街は活気ずく。

 

 徳島県小松島市の紹介は、
http://www.city.komatsushima.tokushima.jp/
をアクセスして下さい。

 徳島と言えば「阿波踊り」、「阿波踊り」といえば徳島県を代表するイベントだが、毎年8月の開催期間中は、多くの人出で賑わいをみせている。<よもやま話参照>

 徳島の特産品といえば「すだち」、「鳴門わかめ」、「鳴門金時」(サツマイモ)、「たらいうどん」、「ちくわ」、「阿波うず潮ビール」、「阿波三盆糖」、「徳島ラーメン」などの味覚があり、また、「藍染」、「竹製品」、「和傘」、「大谷焼」などの伝統工芸も有名である。

 その中で、絶対忘れてはいけないのが「小松島競輪場」である。

 四国・徳島にお立ち寄りの節は、是非、小松島競輪場に足を運んでみてください。

徳島・小松島の思い出

 私の記憶が正しければ、今からちょうど30年前の昭和46年(1971年)8月、私が高校2年生[福井工業高校(現在の福井県立科学技術高校)]の夏のインターハイが徳島県であり、その時、初めて小松島競輪場に行った。

 その時の小松島競輪場の検車場や管理練といえば、木造建てで『なんてボロい(失礼)競輪場だろう』と、思ったのを記憶している。 今では「ふるさとダービー」の開催などで施設も充実し綺麗な競輪場となったが、30年の時の流れが、アッという間の出来事のようで、正に「光陰矢の如し」である。

 さて、この時の私のインターハイ(トラック競技)の成績は無惨なものだったが、ロード競技が台風のため中止となり、内心(苦しい思いをせず良かった…)と思った。(^^;
 しかし、帰りが大変だった。台風の影響で何とか小松島の港を出航したのだが、大波に遭って大揺れ。船内のあちらこちらで嘔吐する乗船客でごった返し、異臭が漂っていた。この時、船酔いとは本当に辛いモノだと分かった。同僚も「うえ〜っ、うえ〜っ」とバケツを抱えて今にも死にそうな苦しい表情を浮かべていたが、私はジッと深呼吸して我慢していたら、その内、楽になり、嘔吐する先輩や同僚達の横で昼の弁当を食べていた。
 そんなことがあって福井に帰った後日、先輩から「オメェというヤツは、先輩が船酔いで苦しんでいるというのに、弁当を喰らうとは何というヤツだ!」と、呆れた顔で言われたのを記憶している。

 それ以来、人が苦しんでいる横では、物を食べないよう注意している。(^^;

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