風の森ホール(福井新聞社)
横濱たより116号
 
2003.2.28発行

ちょっとすてきな音楽会

 2003年2月21日(金)19時開始の「ちょっと素敵な音楽会」(福井新聞社ミニコンサートシリーズ)第136回、「西沢純子と仲間たちのエレガントな夕べ」を楽しんできた。1部は、大正琴1本と奥下順造とあっぷるず(ドラム、ベース、ギター、フルート、キーボード、パーカッション)との共演、第2部は大正琴のアンサンブルで多彩な音楽を奏でてくれた。
 関連サイトhttp://www.junko-japan.com
 このコンサートシリーズは、毎月1回金曜日の夜に開かれてきたもので既に10年以上の歴史がある。地元で活躍する音楽家、福井出身者を中心に毎回違ったタイプのコンサートを提供してきた。最初は福井市春山の福井新聞社地下1階で行われてきたが、新社屋完成と共に会場が移動した。
 2002年に中心市街地から車で15分ほど北東に走った大和田に福井新聞社は移転した。関連サイトhttp://www.fukuishimbun.co.jp/
 総合情報文化センターと位置づけ、新聞発行だけでなく、新聞おもしろ館、ギャラリーも持っている。北陸自動車道福井北インターから10分以内というこの地区には、大型ショッピングセンター、家電店、福井放送(FBC)も集まって来ており、急激に発展している。
 コンサート会場となっていえ「風の森ホール」は、レストランと隣接しており、休憩時間にはお茶やケーキも楽しめる。 会場内だけでなく受付ロビーも天井が高くゆったりしている。
 こけら落としは、良く晴れた2002年3月3日()午後2時からの「高木裕美ピアノコンサート」 〜Listen・・・風・光・香・森〜 (司会:飴田彩子さん)だったようだ。
 関連サイト
http://homepage2.nifty.com/funfan/2002kazenomori.htm


演奏家との距離感
 最初に演奏を楽しんだのは、2002年10月18日。「秋に奏でるヴァイオリンとピアノの夕べ〜世界音楽紀行〜」で鯖江出身のピアニスト、釋智美さんと夫でバイオリニストの伸司さんが出演。モーツァルト(オーストリア)やブラームス(ドイツ)、エルガー(イギリス)、貴志康一らの曲の美しいハーモニーが会場を包んだ。
 ホールは300人収容の大きさで、木調と純白の壁面の落ち着いた雰囲気。
 演奏者と観客との距離感が近く、どの席でも楽しめる点が嬉しい。ステージも程良い高さで圧迫感が無い。少人数の演奏形態にぴったりのホールだ。

3月15日 「ロス・アミーゴス・コンサート」
 アンデス音楽を楽しむ県内の男女5組。ケーナやボンボなどアンデス地方の民族楽器で哀調帯びた調べを響かせる。
4月18日 本禄和美さん
 前半は、しの笛のソロ演奏、後半はジャズピアノとのセッションで楽しませる。
5月16日 高橋雅抄さん
 生田流正派大師範の高橋さん(福井市)が弟子とともに琴の音色を披露する。
6月20日 「ル・シャンテ『音楽の旅』」
 福井高音楽科講師の南部匡恵さんら県内の女性7人グループ。クラリネットやピアノで世界各地の名曲を奏でる。

 

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