1日目(6/14) 人物撮影
NPO法人ナレッジふくい(福祉・情報技術サポート、私も正会員。)主催の「デジカメ&ムービー講座」の講師を務めてきた。会場は横濱商館からほど近いユーアイふくいのパソコン実習室。
初心者対象の講座でデジカメの基礎的な使い方や撮影モードの説明を依頼されたが、できるだけ実践的な講座にするように心がけた。簡単なレジュメを作り「デジカメでやりたいこと&困っていること」を全員に書き込んで貰った。人物撮影時の赤目現象で困っている人が意外に多かった。
1日目は人物撮影をテーマに、いきなり私をモデルにひとり写しの実習に入った。カードリーダーでパソコンに取り込みモニターに表示して貰った。多くの人は横位置で撮影するので余白を空けずに縦位置で撮影する方法をレクチャー。次にふたり写しでフォーカス抜けになる理由などを説明。
ほとんどの人はフルオートのモードで撮影してきていたが「ストロボ不発光」を実習。赤目になるメカニズムも解説した。
また、露出補正モードもさわれるようにして窓際の逆光時の明るさ補正を実習。デジカメはすぐに結果がモニターできるのでコツさえ掴めばどんどん上達できる。
ファイルの管理法、質問(解像度や圧縮率、デジカメの選択法)に答え次回は、三脚を用意するようにお願いして終了した。
2日目(6/17) 小物撮影
前回のおさらいをしてから早速、三脚にカメラを取り付けるように指示。三脚はビデオ用も含めて大抵の方はお持ちだったが使うのは初めての人が大半。取り付ける方向を間違えたり、パン棒の使い方に四苦八苦。確かに片手で操作できる小型デジカメに三脚を使うのは面倒臭いが格段に写真が良くなる。特に、小物撮影には必需品だ。
まずは、ご自分のカメラが何処まで小さいものが撮影できるかをキーボードを被写体にしてテスト。花のアイコンのマクロモードの実習。持参した小物やマウスなどを被写体にとにかく撮って貰った。モニターに表示しながら、撮影のポイントを説明にもう一度同じ被写体にチャレンジ。どんどんうまくなっていくのが実感できるのか休憩時間を取っても受講者は熱心にデジカメを操作していた。
ちょっと目先を変えて「セルフタイマー」で自分を撮る実習。デジカメはボタンが多いので操作が面倒。これも三脚がないと使えないモードだ。(右図もセルフタイマーで撮影)夜景モードも三脚できちんと構図を決めると良いだろう。
いよいよデジカメの動画モード(ムービー)の実習。ビデオの基本的な解像度や秒間のコマ数などを説明した後、マニュアルを見ながら動画モードに設定して撮影。動きに加え、音声が記録されていることに軽い感動を覚えているようだった。私的には、デジカメでビデオ撮影ができるようになっていることに驚く。.aviファイルはパソコン実習室にあるPCでも再生可能だったが、より先進的な.movファイルだと再生できないのが残念だった。
駆け足の2日間講習だったが、デジカメの利便性・楽しさは伝えることができたと思っている。
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