助成金を得たスワングループ
2006年1月に北陸労働金庫からNPO活動の助成金を得て、「たばこ対策先進地信州視察旅行」に行ってきた。http://npo.mike.co.jp/06/060123a.html
スワングループでは2005年秋から「空気のおいしいお店紹介」という企画をスタートさせている。http://npo.mike.co.jp/shop/ 長野県ではたばこによる害のない信州キャンペーンの一環として、同様の企画を県が行っておりその取り組みを取材させていただいた。http://www.pref.nagano.jp
福井から長野までは約350km。休憩を入れても5時間もあれば行けると思っていたが、吹雪のため北陸自動車道が富山県内から封鎖。日本海をのろのろと北上し、上越から一般道で長野に向かった。
新潟県から長野県に入るあたりは信じられないくらいの豪雪地帯で、両側が雪の壁だった。細かい雪が車に凍てつきナンバープレートが見えない状態になった。大型の除雪車が頻繁に行き交う風景には圧倒された。
長野市内に入ると急に雪の量が減り風景が変わった。程度に都会で好印象を得た。遅れて到着した長野県庁では担当者が入口まで迎えに出てこられる歓迎を受けた。応接室での取材は1時間弱で切り上げ、県庁舎内のレストランと喫茶店を見学した後、ガラス張りの知事室も案内していただいた。
残念ながら大雪対策で各地を飛び回っていらっしゃるということで、田中康夫知事とは面会できなかった。知事室の前に等身大の観光パネルが展示してあった。
「空気のおいしい店」は「おもてなしの店」という位置付けで、「終日禁煙、外からも煙りが入ってこない、禁煙を掲示している」などの条件を保健所の職員が実地調査を行った上で認定し、ステッカーの交付や県の公式サイトでの紹介などを行ってくれる。JR長野駅前だけでも10件以上が認定され、夜の飲食店も2件あった。そのうち「No
Smoking Dinner ジャランジャラン」というエスニック料理屋さんで夕食を取ったが、大入り満員でオーナーからお話を聞くことが出来なかった。
はじめての家族旅行
翌朝はホテルでモーニングを食べ、世界的な観光地の善光寺の視察を行った。境内は禁煙となっているものの裏手の方に灰皿が置いてあったのはいただけなかった。
「牛に引かれて善光寺参り」のことわざの語源になった牛を探したところホルスタインのモニュメントが有ったので記念撮影した。黒毛和牛だと思っていたがこのモニュメントは出入りの森永乳業からの寄贈品でことわざとは直接関係ないとのこと。
昼ご飯はおもてなしの店として紹介されたおそば屋さんで信州そばを頂いてから早めに帰った。帰りは高速道路がスムーズだったので4時間半で到着した。
結婚して約10年が経つが、家族旅行というのははじめてのことだった。純粋な家族旅行ではないが外泊するのははじめて。別々の海外旅行はそれぞれ2回ずつ有ったし、東京出張はときどきあった。小夏はホテルの部屋でも大はしゃぎ。つい最近、名古屋に出張があったが、子供には長野との区別が難しそうなので、「名古屋はきしめん、長野はおそば」と食べ物で違いを教え込んだ。
秋は食物アレルギーで「牛乳、卵、小麦」が駄目なのでおにぎりやふりかけを持っていってなんとか1泊2日の旅行を乗り切った。お留守番のトラオは寒くないように湯たんぽ5つを熱々の状態にして、何重にも布団を掛けて置いた。
車で走っていくと実際の距離感も肌で感じることが出来るし、子供の教育にもなったと思う。分煙化の資料もいただけたし実り多い旅行だった。 |