横濱たよりロゴ 第271号 2009.5.14
 タイ・プーケット出張 総集編(プリント用)

総括編/国際学会/映画館/タバコ/パーティ/バンコク/コンビニ/乗り物/サービス/飛行機

タイは微笑みの国 飲み物・軽食のある受付 国際学会の初参加 バンコクのマッサージ店
 2009年3月15日(日)早朝に横濱商館を出て、20日(金)の夜に帰ってきた。今回は、タイ・プーケット島で開かれたWeb-Based Education2009(The International Association of Science and Technology for Development (IASTED)主催)という情報教育系の国際学会に参加するのが目的だった。
会議・宿泊先のノボテルプーケットリゾート 2008年11月から働き始めたFレックス(http://f-leccs.jp/ 文部科学省の創造的大学間支援事業のひとつで福井県立大学が中心となっている)のコミュニティ推進員としての参加。
 海外旅行は、横濱たよりを創刊してからベトナム旅行(2007年1月)韓国取材旅行(2002年8月)ラスベガス旅行(2000年12月)があるが、3日間におよぶ英語でのカンファレンスというのは初めての体験だった。
 ちなみにマイク・ヨコハマの原点となった「EZア・メ・カ」(全米モーターサイクルひとり旅)は、1987年6月から88年5月までだったので既に20年以上前のことである。
 年度末で多くの仕事を抱え、出発直前も充分な準備もできず、心配が大きかったが、無事帰ってくるとあっという間の6日間だった。
 これまでの人生でも体験したことのないことも多く、これからの人生に大きくプラスになったと思う。
 また、あまり知られていないが、タイ国はタバコ対策の先進国で日本が見習わなければならないことも少なくない。
 会場となったのは、プーケット島でも有名なパトンビーチのノボテルプーケットリゾート。目の前が海という好立地ながら時間的に一度も海に入れなかったのは残念。

タイは微笑みの国 飲み物・軽食のある受付 国際学会の初参加 バンコクのマッサージ店
 国際学会はおろか国内の学会にもほとんど参加経験もないので比較することは出来ないが、思ったことを書いてみたいと思う。
会議・宿泊先のノボテルプーケットリゾート 受付で学会参加費(米ドルで620ドル)領収書、開催パンフレット、論文のPDFファイルの入ったCD、無線ランのパスワードなどを受け取ったが、驚いたのは、ランチチケットが3日分付いていることだった。時間は13時から14時。確かに、朝の8時から17時近くまでセッションが続くわけで、ランチもホテルバイキングを学会が用意してくれるのは合理的だ。
 また、午前と午後のセッションにはコーヒーブレイクが設けられており、それも30分もある。トイレとコーヒーを飲むだけなら15分もあれば充分だと思っていたが、コーヒー、紅茶、ミネラルウォーターだけでなく、カットフルーツや軽食(ビザやサンドイッチ、海老のフライなどが日替わりで出る)もふんだんに用意され、セッションの中で聞き漏らしたことを質問したり、世界各国の研究者と意見交換をする場になっていたのだ。
 南国プーケットの会場内はきんきんに冷房が効いていて、長袖長ズボンが必要だった。日中はずっと会場にいたので海には1秒も入れなかったのが残念。
 発表後に主催者から「参加証明書」を手渡されていたが、それを貰ったときの笑顔が印象的。私も次に参加するときはVOD(ビデオオンデマンド)の効果的教育コンテンツ作りを発表したいので楽しみだ。
 デスクにはホテルが用意したメモ用紙とつんつんに削られた鉛筆、それとキャンディーが乗っていてリラックスした雰囲気になっている。受付では学会とホテルからボールペンも提供されていて良いお土産になった。発表者も参加者もラフな感じで進行して、初日には下手な英語で2回も質問してしまった。

巨大モール3階のシネコン 巨大&豪華な上映室 字幕はタイ語のドラゴンボール 映画は120BT、コーンとコーラで95BT
 海外旅行をしたときの楽しみのひとつに映画館に足を運ぶことがある。言葉も字幕も分からないのに何が面白いのかと聞かれることも多いが、世界共通の娯楽である映画も所変われば品変わるで非常に面白い。 今回は4日目の夜にようやく映画館に行く時間が確保できた。
2007年にできたジャンクサイロン ショッピングモール プーケット島のパトンビーチには2007年にジャンクサイロン(http://www.jungceylon.com/)という巨大ショッピングモールが出来、その3階に映画館(シネマコンプレックス)があった。
 受付で120バーツを支払い座席を指定し、ポップコーンとコーラを95バーツで買い、中に入った。首都のバンコクでもないプーケット島に巨大で豪華なものがあり驚かされてしまった。
 ちょうど到着した17:45から始まる実写版「ドラゴンボール エボリューション」(http://movies.foxjapan.com/dragonball/ 2009年3月13日全世界同時公開 テーマ曲:浜崎あゆみ「Rule」)を選んだ。原作者の鳥山明氏をはじめ、多くのファンからこれは何だと言われているらしいが、そんなことは私には関係ない。映画を見に行っていると言うより映画館に行くこと自体が目的なのだ。
  15分程も映画の予告編が続き、前の方に座っていた女子大生風のタイ人がすくっと立ち上がった。横を見るとファミリー客も立ち上がっていたので、私も同様に立ち上がりスクリーンに目をやった。
 噂には聞いていたがプミポン国王(ラーマ9世)のプロモーションビデオが流れるのだ。時間的には90秒程度のものだが、即位してから現在までの様子をスローモーションで流し、厳かなBGMという構成だった。
 映画はタイ語の字幕が入いったものだったが、英語で内容が分かったので最後まで見てから、歩いて宿泊していたノボテルプーケットリゾート(http://www.phuket.com/novotel/japan/)まで帰った。
 2007年のベトナム旅行でも映画館に足を運んだが、安くてお手軽で思い出深い観光になる。是非、皆さんも試してみてはいかがですか?

タイは微笑みの国 飲み物・軽食のある受付 国際学会の初参加 バンコクのマッサージ店
 タイ・プーケット出張が決まってから福井市のタイ家庭料理「プラテュータイ」(「おいしい空気のお店」認定店)に食事に行き、タイ語や風習的なことを勉強していた。その中でリピーターの方に「タバコは吸われますか?タイは本当に吸う場所が少ないですよ」と言われたことがあった。
会議・宿泊先のノボテルプーケットリゾート  アジアでは、シンガポールのタバコ対策が進んでいることは広く知られているが、タイはどんな感じか興味があった。2007年に訪れたベトナムは、日本よりも10年は遅れている印象だった。国の法律で国民のタバコ使用を禁止している仏教国「ブータン王国」に行くチャンスを伺っている。
 行ってみて驚いたが、タイはかなりのタバコ対策の先進国だった。タイは広告制作の世界でも先進国として知られているが、その辺のビジュアル戦略も功を奏しているのかも知れない。
 2008年12月に越前市市民公開講座でご一緒させていただいた日本禁煙学会の作田学さんの講演で、世界の現状と日本の現状を話してくださったが行ってみるとその違いがよく分かった。
 具体的にいうと、まず、罰金を明記した禁煙表示があちこちに貼られている点。スローガンではなく法律。
 タバコのパッケージの半分はグロテスクな写真が使われており、コンビニのレジの後ろにカバー付きで並べてあるため、目に触れることもない。もちろん、けばけばしい自動販売機(別名:児童向け販売機)が広告付きで置いてある日本とは大違い。ディスニー映画の指針同様「ポルノ」「暴力」と「タバコ」は同列だ。子どもの目に触れない対策が必要だ。
 詳しい経緯はまだ、調査中だが、2000年以降に首相が変わってから急激に正常化(無煙化)が進んだようだ。何事も意識改革と法整備が重要だ。ホテル内のレストランもバー(夜のみ営業)も安心して利用できるが、ホームページには昔の写真なので灰皿が写っていた。
 日本もタバコ環境の正常化が進んできてはいるがまだまだ、改善点は多い。
 出来ることから声を上げて改善していきたい。

タイの古典舞踊 伝統芸のもてなし 熱帯に氷像 マジックでテーブルを盛り上げるマイク
 国際学会の2日目の夜は、Banque Partyとなっていた。
開放的な屋上パーティ ネット上から申し込むのだが、US50ドルとなっていたので申し込んだのだが、学会参加費US620ドルにひとり分は含まれており、パートナーや子どもを同伴しての参加者用のものであることが後で分かった。慣れない英文のメールをカナダの学会事務局に送り、取り消して貰ったのだが、クレジット会社の請求書や大学に申請刷る書類がややこしくなったりと大変な目にあったが、良い社会勉強になったとプラス思考でとらえたい。
 パーティには唯一持っていったネクタイとジャケットを着用して出かけた。会場はホテル屋上の特設レストランだったが、最初はフロントロビーに集まるように言われた。そこには、古典舞踊のダンサーとミュージシャンが待っており、ひとしきりダンスをした後に、彼女らに先導されてレストランに向かうという趣向だった。
 チケットと交換に伝統芸で作られたレイ(その実演やフルーツカッティングも実演されていた)を掛けられ、既にお祭り気分。熱帯のプーケットらしく氷像も飾り付けられ雰囲気を盛り上げている。
 最初、誰もいないテーブルに日本人の若手研究者3人で談笑していると、台湾人、ポルトガル人、ベネズエラ人がやってきて、スペイン語会話で盛り上がった。
 続いてオランダ人夫妻がやってきてが、日本通で「DEJIMA」などと会話が盛り上がった。
 最後に、イタリア人研究者がやってきたが、全員普通の人(タバコ使用者ではないという意味)で助かった。
  中央のステージでは、物語のある民族舞踊やソフトウエアコンペティションの表彰式も行われ、開放的な雰囲気。
 会場ではマッキントッシュを使っている方と女性は2割ほどだったが、このパーティには女性の割合が多いように感じた。私好みの背の高い美女がいたので話しかけるとイランから来た大学教授の娘でパーティのみの参加だった。その教授がツーショット写真を撮ってくれたが公開は控えておく。
  タイ産のシンハービールやオランダ産のハイネケンなどを飲み、すっかり上機嫌。学会に参加しているものの私以外は研究者ばかりで、ちょっと疎外感を感じていたが、マジックを披露して仲良くなり、民族舞踊とに合わせて踊ったりと、やっと自分の居場所を見つけた感じだった。

バンコク国際空港 チャオプラヤ川水上バス リクライニングブック仏陀 王宮観光中のマイク
 早朝から福井-小松-成田と乗り継いでたどり着いたバンコク(スワンナブーム)国際空港は近代的な設備と伝統文化を上手にデザインした素晴らしいものだった。すぐにプーケット島行きの飛行機に乗り継いだので何も見ることは出来なかったが、帰りはバンコクで半日観光を楽しむことが出来た。
宿泊したバンコク中心部のナライホテル  空港から市内に入る高速道路も整備され、大都会を感じさせた。宿泊したナライホテルはバンコクの中心部にあり、無線ランも無料で使え居心地の良いところだった。リゾートホテルと違い、すべてが機能的に出来ているのが私向きだ。価格は5時から開いているバイキングも含めて6000円程とリーズナブルだった。シャワーを浴びて福井から一緒に行った3人で歩いて10分ほどの乗り場から王宮観光の船着き場まで水上バス。ベトナムホーチミンもそうだったが、どんよりとした大河が大陸的だ。
 王宮観光は長ズボン着用・サンダル禁止など規則が厳しい。室内に入るときは帽子を取るようにも指導される。赤い野球帽はあまりの日差しで露天商で買ったもので450バーツを100バーツに値切った。王宮の入場料は外国人350バーツと高めだが、タイ人は無料。王宮観光の途中でにわか雨に遭遇したが、お土産物屋さんでアイスを食べながら待っていると青空が広がった。歩いてすぐのところに涅槃仏寺院がある。奈良の大仏も日本最大級の勝山大仏も見たことがあるが、この黄金色の全長46m、高さ15mの仏像は圧巻。英語でリクライニングビックブッダと書いてあったのが印象的で思わず笑ってしまった。
 帰りはエアコンの効いたタクシーで帰り、ホテルでシャワーを浴びてから市内観光に出かけた。噂に聞いていて大渋滞にも会わず、小型バイクの数もホーチミンよりかなり少なく、街は秩序立っていた。物乞いの数も少なく、東京か大阪を歩いているような感じ。街角をのし歩くアジア象は数年前に法律で禁止されたらしく見ることはなく残念。
 赤いTシャツを着たタクシン元首相を支持する「反独裁民主同盟(UDD)」の反政府デモでアセアン首脳会議が中止になったのは、私たちが帰った翌月の2009年4月。黄色いTシャツの市民グループが国際空港を占拠していたのは、2008年11月。国民的には非常に大人しいイメージのタイだが、ここ15ヶ月で4人の首相が交代している。

日本資本のファミリーマート(タイ・バンコク) 飲み物・食べ物が中心 恥ずかしい「タバコあります」の日本語表示 お土産にもなるCD/DVD
 プーケット島でも首都のバンコクでもコンビニは至る所にあり、毎日のようにお世話になった。
見慣れた看板(バンコク) アメリカ系のセブンイレブンが多いと感じたが、日本資本のファミリーマートもがんばっていた。ネットで調べると海外進出している中国、韓国に次いでタイには500店舗以上で営業しているようだ。基本的に日本のコンビニと同じシステムだが、食べ物・飲み物の割合が多いと感じた。メントスが33円ほどだったので物価水準は3倍程度だと推測できた。
 日本なら必ず手に入るビデオカメラ用のDVテープを置いていないのには困った。コダックの写真店でようやく手に入れたが、60分用が350バーツと日本よりも倍以上高かった。タイではデジタルビデオカメラはあまり普及していないようだ。
 最も多く買ったのは、5バーツの絵はがきと15バーツの切手(100セットくらい)。意外と役に立ったのは電源用テーブルタップ。学会ではPowerBook G4/12とビデオカメラの電源を常時使っていたので壁から持ってくるのに重宝したし、日本国内でも使えるサイズだ。
 タバコ編でも書いたが、目に触れないようにカバー付きでレジの後ろに置いてある。日本でもそうだが、万引きされ易い高額商品なので従業員のすぐ後ろに置いてある。
 恥ずかしいことにタイ語、英語と並んで日本語で「タバコあります」と書いてある。いかに日本人が狙われているかを物語っている。他に店内に日本語の表記はない。
 海外旅行に出かけると現地で、音楽CDやビデオDVDを買うようにしている。その国もメディア関係の様子がよく分かるからだ。音楽を聴くと現地のことを思い出しやすくなるし、旅行DVDのBGMにも最適だ(今回買ったものはMP3音源で一般的な音楽CDではないが、iTunesに取り込み可能でタイトルもタイ語で表示された)。ディズニー映画「ダンボ」のDVDも買ったがよく見るとアジアで広く普及しているビデオCDという規格で、マックでは再生できないが、ポータブルDVDプレーヤーならOKだった。もちろん、タイ語でしゃべっているのだが4歳の息子は毎日のように楽しんでいた。
 他に派手な野球帽(199バーツ)やインスタントラーメン(6バーツ)も良いお土産になった。

バンコク国際空港のリムジンタクシー 2009.3.20 バンコク市内のピンク色のタクシー ナライホテル前 2009.3.19 シンプルなツクツクタクシー 2009.3.19 プーケット島の乗り合いタクシー 2009.3.16
 車社会の福井に住んでいると移動の97%は自分で運転する乗用車だ。(残り3%は自転車かフレンドリーバス、タクシー)
 旅行先での楽しみにいろいろな乗り物がある。ちょっと危険も伴ったりします。
 今回の旅行で乗ったものは、大別すると2種類。エアコン付きのものとエアコン無しのもの。
地下鉄トークン バンコク 2009.3.19 前者は、空港からホテルまでの移動に利用したリムジンタクシー。イスズ社製の4WD車がメイン。後ろにスーツケースなどを積めるのでゆったり。バンコク市内で利用したピンク色のタクシー。ニューヨークならどでかいアメ車のイエローキャブだが、こちらではトヨタの小型乗用車が一般的。
 もうひとつは、バンコクの地下鉄(バンコクメトロ)。テロを警戒してゲートに金属探知機が有るのには驚かされた。 切符は紙ではなくプラスティック製のトークン。安っぽい感じだったが、実はICチップが埋め込まれたハイテクシステム。また、優先座席が妊婦や老人だけでなく、オレンジ色の袈裟を着たお坊さんまで含まれているのがタイ流。子どもにも優先権が有るようだが、いらないと思う。(画像をクリックすると拡大されます)
 エアコン有りの乗り物はすべて正常化(無煙化)されているので安心。
 エアコン無しのものは、バンコクで有名な「ツクツクタクシー」で125cc程度のエンジンで五月蠅く市内を走り回る。1度は体験しておくべきだ。ハンドルはバータイプで料金メータもなく、交渉制。水上バスもそうだが、長時間乗ると結構疲れる。
 プーケット島のホテルから繁華街までの移動に使ったのが、ダイハツ製のハイゼットを改造した10人乗りのタクシー。かなり窮屈だが、周りの風景もリアルに見えるし、わいわい言いながら楽しかった。割り勘にすると50円程度と格安。
 バンコクは地下鉄が通ったこともあり、名物の大渋滞には巻き込まれなかった。二輪車の数もベトナムホーチミンと比べると遙かに少なく、一方通行路を逆走してくる人も希だ。
 タイは、旅行前のイメージよりも数段先進国だと感じた。

ネイルショップ プーケット島 足指をケア中 合掌するロナルド やっと見つけたDVテープ
 自由時間が余り取れなかったので、ゆったりとしたサービスを受けるチャンスは少なかったが、タイ式マッサージとネイルショップは体験してきた。
ハエ取り棒とサービスドリンク 旅行にでると徐々に爪が伸びてくるので長い旅行なら爪切りが有ると便利。もっと長くなると散髪にも行く必要が出てくる。(1年の長期旅行「EZア・メ・カ」参照
 今回はプーケット島でネイルサービスをして貰った両手両足の指をきれいにカットして貰いワックスを塗ってぴかぴかになった。他人に爪を切って貰うのは滅多にないのでなんとも良い気分だった。500バーツのところを少し値切って400バーツ支払った。
 バンコクで入ったタイ式マッサージのお店は、若い女の子に冗談など言いながら楽しく過ごした。バンコク中心部の店で300バーツ程度。思ったよりも痛くなく物足りなさを感じてしまった。
 テニスラケット状のハエ取り棒を持ったスタッフが居たのにはちょっと驚いた。南国特有かと思ったが、福井市下馬の総合食品雑貨店(萬屋さん的な八百屋さん)にも売られていた。長時間のマッサージ中に紅茶がサービスされるのは嬉しかった。ベトナムのヘアサロンでは、冷やしたミネラルウォーターを出されたのを思い出した。(第209号 ベトナム旅行
 直接的に何かのサービスを受けたわけではないが、プーケット島での思い出は、マクドナルドの合掌するロナルドとコダックショップのおばさん。あまりに高価(60分テープが350バーツ=1200円、日本だとコンビニでも600円程度)だったので、領収書を持って記念撮影して貰った。
 微笑みの国といわれるだけに、強引な押し売りなども少なく、過剰なサービスもなく、穏やかな国民性を感じた。

ネイルショップ プーケット島 足指をケア中 合掌するロナルド やっと見つけたDVテープ
 福井から高速バスで小松空港、小型ジェット機で成田空港(横4列で歩いて飛行機に乗る 右図参照)、ANA機でバンコク、タイ航空の国内線に乗り換えてプーケット国際空港と3機の飛行機を乗り継いでの移動。手荷物以外は、小松空港で預けてプーケットまで自動的に届けられるシステムだった。
ハエ取り棒とサービスドリンク  全席液晶モニター付きの行きの飛行機では、映画「おくりびと」(アカデミー賞受賞作品)映画「オーストラリア」、帰りは、映画「容疑者Xの献身」映画「レインマン」 を見たが、どれも当たり。機内食もおいしかった。
 バンコクとプーケットは1時間程度のフライトで頻繁に便が出ており、紫色のパッケージに入った軽食が出た。
 飛行機は狭いのと五月蠅いのが嫌な点だ。映画では飛行機内は別撮りして静かになっているが、そうしないと劇映画は成り立たない。ドキュメンタリー映画なら雑音入りでインタビューなどを行うがどっちがリアリティがあるかは何とも言えない。リアルとリアリティは同じではない。
 寒い時期なので、フード付きの厚手のジャケットを持っていったが空調の効きすぎる機内では重宝した。暑かったら脱げばよいが、寒くて震えているのは勿体ない。
 旅行も6日目で髭を剃っていないのでかなりくたびれた顔をしている。
 いろいろ書いてきたが、一応、旅行記は終わりにしたいと思います。
 

「横濱たより」は、1998年10月に創刊されたインターネットを利用したオンラインマガジン。名前の由来は、横濱商館ニュースでは堅いので柔らかい感じものにしました。「たより」というのは、「便り」と「頼り」を掛けています。いつも頼りになる存在でありたいと願っています。見たり・聞いたり・感じたモノやコトを発信しています。Back number  No.001-100  No.101-200
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