11月4日(金)は経営者向けに「企業防災」の講座、7日(月)は、ろう学校で「避難訓練」のサポート、12日(日)は、福井市豊公民館で「住民目線の危機管理活動〜家族の絆〜」の講座を「防災士」という立場でさせていただいた。
豊地区は、2004年7月18日の福井豪雨災害で大きな被害を出したところでもあり、2015年11月には日本赤十字社の大規模な災害救助訓練を実施しており、その写真から話を始めた。
住民目線の危機管理活動という観点から、「タイア交換はいつ?」
などの身近な質問に答えるテキストを使用。「いつガソリンを入れるか?」の質問には予想通り「給油ランプが点灯してから」という最悪の回答も飛び出した。
また、災害時に連絡を取りたい家族とはどのような取り決めをしているか、日常備蓄=ランニングストック方式などについて話をさせていただいた。
公民館館長との事前の打ち合わせで、年配者の参加者が多いだろうとお聞きしていたので、「終末期における延命治療」について話をさせて頂き、「どう死ぬかを考えることは縁起が悪いようにも思えるが、それこそが、どう生きるかを考えること」「この時期に家族と話し合って欲しい」と講座を閉めた。
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