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四日市競輪 第2日目 準優 2000年5月7日(


 福井ラインでワンツーフィニッシュ


 昨日、レースが終わってからサドルとハンドルの微調整をしたら、これがことのほかしっくりときた。
 朝の指定練習でも昨日とは全然違う乗車感触に、思わず「今日はいける!」と思った。わずか1汳度の微調整で調子がガラリと変わるのだから、正解を得た時はホントに幸せな気分だ。
 それに選抜を6着で勝ち上がった同県の石津壮二という好目標を得て俄然やる気満々。あとは昨日同様、バック好位置で回れるよう作戦を組むだけだ。
 レースは、牽制スタートで6番者の村田が出たが、前付けを嫌う先行3者はあくまで抵抗、みるみるうちに誘導員との差が広がった。これで重大走行注意は決まった。「仕方ないや」と内心腹を決め、石津の先行に望みを託した。
 周回は村田-佐々木-甲斐下-畑島で回り、中川-高岸の三重コンビが中団、石津-鷲田の福井コンビの後には佐賀の谷口が付け赤板を迎えた。
 石津が上昇を開始すると中川は昨日同様4番手を狙って先に踏み込む。石津は落ちていて佐々木以下を内におきながら仕掛けのタイミングを計る。すると佐々木は、インを突いて先行態勢、石津も同時に踏み込んだが佐々木にあわされる。ここで私の出番が来た。
 佐々木の3番手に石津を迎い入れ、残り1周のホームストレッチでは、佐々木-甲斐下-石津-鷲田-谷口-畑島-中川-高岸-村田の順。


    
ヘッド●(`_')o

 石津は絶好の3番手、あとはバック捲りを打ってくれればいい。しかし、ここで気を抜く訳にはいかない。昨日同様に中川が仕掛けてくるはずだ。私は、すぐに後ろを警戒した、と同時にやはり中川が早めの捲りを打ってきた。
 セッティングのお陰でピタリときた感触から自然に体が動き、中川を2〜3回振ってブロック。石津は2コーナーから捲って出るが、尚も中川は石津に食い下がってきた。
 そして鷲田3コーナーで、ダメ押しのヘッドパンチ、さすがの中川もこれで後退。4コーナーを回ったところで、昨日に引き続き、福井の1,2着を確信したのだった。


 しかし、このレース、スタートと1センターで重大走行注意が付き、3コーナーでは走行注意の合計マイナス2.2。うれしさ反面、事故点残念のレースだった。



決勝戦に勝ち上がってきた福井の3選手。

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