競走日記  トップページ

 
広島普通競輪 第2日目 準優 2000年12月3日(






【レース経過】

 地元番組のしわ寄せで、この第9レースは激戦区となったが、山内卓也 - 濱野雅樹の3番手があり望みはあった。2周回目、前から並びは山内 - 濱野 - 鷲田 - 藤原 - 奥田 - 中川 - 江野畑 - 赤松 - 石川となった。新人の中川誠一郎(熊本・85期)の逃げに対して山内がどう出るかだったが、ジャンから中川以下が発進。一旦、突っ張りかけた山内だったが、あと一周のホームストレッチ、4番車の石川のインコースで粘った。最終1センター、9番車の山内は外併走の4番車石川をどかして2コーナーから捲りに出た。しかし、3番手の赤松の横に並んだだけでそれ以上伸びない状態。最終3コーナー、鷲田インを付き中割りを狙ったが、1番車がきっちりインをしめていたため踏めずじまい。

 終始番手を回った江野畑が難なく差しきってゴール。濱野雅樹4着、鷲田6着だった。

【レースの焦点】

 85期の卒業チャンプ・中川誠一郎がさすがに強かった。出身地の熊本では、練習で横田努も舌を巻く強さだとか。山内の捲りを封じ、一周半駆けて上がり11秒6は立派。さらにゴール前、粘った強さにただ脱帽。明日の優勝はこの中川だろうと思ったが、やはりそうだった。

【敗因】

 前日の51×14から52×14に戻して4コーナー勝負に出たが、またしてもコースが空かず失速。この日の調子は良かったが、展開が悪かった。

初日に戻る 三日目に進む

競走日記のトップページに戻る  

  電子メールは、zen1@yacht.ocn.ne.jpまで