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福井普通競輪 第3日目 A級決勝 2001年3月12日(月)

 思わぬ北沢の抵抗に遭い3着となったが、福井勢のワン・ツー・スリー・フィニッシュでゴール出来たことには大変満足した

【レース経過】

 決勝戦の選手紹介では、堀 - 北沢、善利 - 平田 - 中畑、それに、後藤 - 上松 - 鷲田 - 伊藤の並びとなった。

 スタート牽制で、事故点だけは付けたくなかった私だったが、善利が前に付けてくれたお陰でそれが回避できた。周回は、前から善利 - 平田 - 中畑 - 堀 - 北沢 - 後藤 - 上松 - 鷲田 - 伊藤となり、地元勢には願ってもない並びとなった。

 赤板を迎えると、後藤は善利の突っ張り先行を軽快して、早めに踏み上げていった。ジャン前の2コーナー付近で、後藤は善利を押さえて誘導員の後位に入り、早くも先行態勢が整った、その瞬間、 堀 - 北沢がカマしてきた。

 ジャンの3コーナー過ぎで鼻に立った堀は、そのままスピードを抑えることなくふかして行った。後藤は、3番手追走の展開となり、最終2コーナー、車間を詰める勢いで、堀 - 北沢後位から捲ってでた。

 後藤は、最終3コーナーで、逃げる堀を捕まえ、上松 - 鷲田もそれに続いた。

 最終2センター、後藤が堀を捕らえてからスピードが緩んだところを、私は、インにいた北沢に押し上げられた。私はこれをこらえて最終4コーナー、追い込みにかかったが、北沢に絡まれた分だけ伸びを欠き、3着ゴールとなった。

【レース感想】

 平成12年度(2000年4月〜2001年3月)すでに10回の優勝を数える上松が、11着で勝ち上がり11回目の優勝に王手を掛けていた。

 決勝戦は、後藤の後位を回る上松に人気が集中し、その上松の後位を回る私との車券(車番連勝単式3-4)の組が1番人気だった。

 私は初日、二日目と車の伸びが悪く重い感じだったが、朝の指定練習では感触が良かったから、この人気に応えられると思った。

 最終2コーナーから後藤が捲った時も余裕はあったし、上松とのワンツーだと思ったが、最終2センターで思わぬ北沢の抵抗に遭い、スピードを押さえられたのが残念だった。その北沢の抵抗があったとはいえ、何とか3着で入線し、福井勢のワン・ツー・スリー・フィニッシュでゴール出来たことには大変満足した。

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