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岐阜普通競輪 第2日目 準優 2001年5月31日(木)

最終2センターからもう少し冷静にコース取りをすれば良かった

【レース経過】 

 号砲と同時に5番の藤野が飛び出し、1番3番9番2番と続いた。

 並びが落ち着いたのは3周回目のホームストレッチ付近で、前から藤野 - 寺崎 - 宮本 - 山本 - 花井 - 山田 - 野村 - 杉森 - 鷲田となった。
 徹底先行型は、花村と杉森で、宮本は捲り狙い、藤野は先手の飛び付き狙いが予想された。

 赤板過ぎの1センター付近から杉森 - 鷲田が上昇、これに合わせて花井 - 山田 - 野村の中部勢も上昇を開始。

 ジャンで先行態勢に入ったのは花井で、杉森 - 鷲田は、2センターで浮いてしまった。

 あと一周のホーム線通過は、前から花井 - 山田、その後ろは3番手に飛びついた藤野 - 寺崎が、そして6番の野村は外に浮いた状態になった。

 中団には、宮本 - 山本が入り、その後ろは杉森から切り換えた鷲田、最後方は杉森となった。

 最終回1コーナー手前から宮本 - 山本が仕掛けたが、スピードに乗り切れず、最終2コーナーを回った所から再び捲り上げた。

 しかし、最終2センターで3番手の藤野に一発張られ、宮本は失速。それを見て鷲田は、宮本追走の山本のインを突き、中割りを試みたが、最終4コーナー、インコースは大渋滞で踏めずじまい。

 結局、3番車鷲田は差し場なく6着に凡走、外を回った山本が1着でゴールした。

 

【レース感想】

 杉森という目標はあったが、花村も積極果敢な先行で調子がいいだけに、やりにくいレースだった。
 宮本は今期A2落ちだが、S級の力を持った選手である。現に初日選抜では、花村の先行を11秒1の捲りで仕留めているだけに、花村と杉森が先陣争いをしたのでは、捲りころとなってしまう。
 さらにライン的には、杉森 - 鷲田の近畿2車で、援軍も少ない。どうみても不利なレースだった。

 兎に角、杉森には、先行で頑張ってもらうしかなかったが、ジャンで花村に突っ張られ万事休す。しかし、宮本 - 山本の3番手に切り換えられ、まだチャンスが出てきた。

 しかし、昨日の選抜戦では、花村の先行を捲りきった宮本だったが、どうしたことか、スピードが乗らず、藤野に一発喰らって敗退してしまった。

 私も、最終2センターからもう少し冷静にコース取りをすれば良かったが、昨日同様コース取り悪く6着に凡走してしまった。

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