なんとか2着になったというものの、なぜかスッキリしないレースだった
【レース経過】
スタートで先行1車の津久井が前に付け、同県(埼玉)の平野
がこれに続き、以下、徳永 -
柴田がラインを形成した。
選手紹介で、2番車山田が津久井後位に競りかけたが、周回中は、柴田の後位を回って、道中の並びは、前から津久井
- 平野 - 徳永 - 柴田 - 山田 - 鷲田 - 奥谷 - 大庭 -
石黒で周回を重ねた。
赤板前になって、山田が選手紹介通り、津久井後位に車を持ち出し、平野と併走した。
赤板通過、大庭 - 石黒が上昇すると、鷲田 -
奥谷がそれに切り換え、あと1周の4コーナー、誘導員の後ろは大庭
- 石黒 - 鷲田 - 奥谷 -
津久井となり、その後位がインに平野、アウトに山田で併走、その後を徳永
- 柴田となった。
そして、ホームから津久井がダッシュ。それに合わせて大庭もダッシュ。両者モガキ合いは、津久井が制し、最終2コーナー出口では津久井が先頭に立った。
津久井後位併走から番手競り勝った山田が津久井に続いて行くところを、大庭
- 石黒から切り換えた鷲田が追走した。
最終4コーナー、逃げる1番車津久井を2番車山田が捉え1着でゴール、その中を割った3番車鷲田が2着でゴールした。
【レース感想】
予想紙のコメントで、山田が津久井-
平野の埼玉ラインに「競る」と主張し、選手紹介でもその通りとなった。
私はその山田の気合いを信じて選手紹介では山田の後位を回っていたが、3番手の外で競るのは自分本位ではない、と考え本番では大庭
- 石黒に切り換え様子を見る作戦に変更した。
それというのも、この日、一宮名物の「強風」がバックストレッチに吹き荒れていたからで、併走は避けた方が無難と考えたからだった。
一宮の強風は、バックスタンドが出来てから更に風の通り道となり、力のない選手にとっては、まさに障害となってきている。
本調子を欠く私にとっても同様で、なるべく脚を使わず、切り換え切り換えで前に行く方が良い、という決断を下したからだ。
そのことが結果的には良かったみたいで、津久井後位を奪った山田にドッキングすることが出来、なんとか2着になったというものの、なぜかスッキリしないレースだった。
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