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豊橋競輪 F2 第3日目 A級特選 2001年9月30日()

予期していない奇襲に敗れた。

【レース経過】 

 号砲が鳴り一呼吸おいて9番車の河添が誘導員を追うと1番車の太田がそれに続いた。

 1周目の2センターで早くも、前から河添 - 太田 - 村佐 - 木村 - 石津 - 鷲田 - 三谷 - 平田 - 甲斐で落ち着いた。

 その隊形で周回を重ね、赤板掲示のホーム線付近から石津以下が上昇を開始。

 ジャンと同時に誘導員を交わした石津が先行態勢に入ると、河添は鷲田のインで粘り、

あと一周の4コーナーでは、先行石津のインを河添 - 太田、アウトを鷲田 - 三谷で併走となり、村佐 - 木村の愛知コンビは、平田 - 甲斐ラインの後位まで下げた。

 あと一周の4コーナー過ぎ、平田 - 甲斐がカマして出た。石津もそれを察して踏み込んだが、最終1コーナーで先手を奪われてしまった。

 平田 - 甲斐後位に下げた村佐は、平田 - 甲斐のカマしに付いて行き、最終回2コーナーから捲り上げ、これに3番車の三谷が切り換える展開となった。

 その三谷の後位には遅れてきた木村がはまり、最終3コーナーから捲くって出た三谷、木村で最終4コーナーを回った。

 石津から切り換えた鷲田も、三谷、木村の後を追い最終4コーナー外を回ったが、三谷が1着で逃げ切り、続いた木村が2着、3着には鷲田が入った。

 

【油 断】

 先行できるのは石津と河添だが、河添は自在型だから徹底先行は石津だけだった。

 河添が前を取った時点で、イン粘りがあると読んだ私は、周回中気合いを入れた。

 石津がジャンで先行態勢に入り、あとは平田の追い上げを注意すれば良いと思っていたが、その平田が早めにカマして来たので、石津も私も計算が狂った。

 平田の捲り、若しくは追い上げは、最終ホーム辺りか1コーナー付近だろうと読んでいたが、4コーナー過ぎから早めに来たので、石津は踏み遅れてしまった。

 最終バックは混戦となったが、三谷が自力で決めた。

 この展開では仕方がない、とはいうものの、ゴール前の伸びがもう一つ欲しかった。

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