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玉野競輪G3 第3日目 A級決勝 2002年1月17日(木)

作戦上の失敗を悔やんだ。 

【レース経過】

 優勝戦は、取鳥 - 太田 - 岩田の地元岡山トリオに対して、各地区マーク陣がどう挑むか、がポイントとなった。

 号砲と同時に素速く橘が誘導員の後に付くと、その後を田中- 吉川の中部勢、そして、鷲田、梨野、鈴木と続き、後方に取鳥 - 太田 - 岩田が待機する展開となった。

 そのまま淡々とした周回を重ね、赤板表示を迎えたが、後方の取鳥 - 太田 - 岩田は動く気配がなく、一列棒状のままジャンを迎えた。

 そして、あと一周の4コーナーから取鳥 - 太田 - 岩田が一気にカマして出ると、取鳥は、最終2コーナーで橘を捕らえて先頭に立った。

 最終バックは、取鳥 - 太田、その後位をインに橘、アウト岩田、以下、田中- 吉川、鷲田、鈴木、梨野で続いた。

 最終2センター、3番手の橘が太田をすくって最終4コーナー中を割り、2着でゴールしたが、内線突破で失格。逃げた取鳥が繰り上がって2着となった。

 地元岡山両者でワンツーフィニッシュとなった。

 

【不完全燃焼】

 福井の橘と決勝に進んだが、同タイプだけに「それぞれのレースをしよう」ということで、ラインは組まずにレースに臨んだ。

 私の作戦は、2つあった。
 スタートから取鳥 - 太田ラインに競り込むか、それとも前で待って追い上げるか、飛びつくか、だった。

 そして、結局、最終的に選択したのは後者の作戦だった。

 いずれもマーク陣は、私と同じ様な作戦を考えているだろうから、もつれた展開を予想して、一番最後に追い上げるか、飛びつくかにしようと思ったのだ。

 しかし、私のその予想は当たらず、一列棒状の展開となり、最終バックでは中途半端に捲り上げたりで最悪の展開となってしまった。

 焦らず落ち着いて、もう少し脚を溜めて4コーナー勝負に持ち込んでいた方が良かったかも知れないが、いずれにしても強気でいけば良かったと、作戦上の失敗を悔やんだ。

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