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速報「ふるさとダービー福井」

地元勢大活躍の初日(2000.8.31)


 決戦の火蓋が切って落とされた「ふるさとダービー福井」初日は、予選8レースと特選3レースが実施され、好調な滑り出しだった。普段は10レース制だが、11レース制だと参加選手も多く、今回は報道陣の数が桁違いに多いので競輪場内が活気に満ちあふれている。
 地元福井のトップバッターは、第7レースの澤田光浩選手だった。好調の山本真矢(京都)選手に付けた澤田選手は、最終バック6番手という不利な位置から最終4コーナー直線、鋭い追い込みで2着に入り見事地元の先陣を飾った。
 期待された1番車山本真矢選手は、9番車豊田一馬選手の意表を突く突っ張り先行に遭い後退、澤田選手はこのもつれにも同様することなく、最終4コーナー鮮やかな追い込みを魅せた。

 続く第8レースに出場したのは野原哲也選手、桑野治行選手。
 レース展開は、これまた最近メキメキと力を付けてきた兵庫の高城信雄選手の先行に乗り、見事、野原哲也選手は1着で予選を通過。桑野治行選手は惜しくも5着抽選で勝ち上がれなかった。

 レース後、勝利者インタビューを受けた後、クールダウンする野原哲也選手の表情は明るい。(写真右)
 9年前(1991年7月)の「ふるさとダービー福井」井上茂徳選手優勝、吉岡稔真選手2着、野原哲也選手3着の時と同じ様な活躍を是非とも期待したい。

 そして地元期待の市田佳寿浩選手は、第10レース特選に出場し会心の先行で内林久徳選手の2着に粘って、明日の第11レース「福ノ井」賞進出を決めた。

 レース後、自転車整備をする市田佳寿浩選手は多くの取材陣に取り囲まれ、笑顔で取材に応じていた。
 これで3日目の準優勝戦進出は決めたが、明日の「福ノ井」賞も内林選手との連携で好結果を期待したい。


参加選手は、1.市田 佳寿浩(福井) 2. 内林 久徳(大津) 3.村上 義弘(向日町) 4.大井 啓世(奈良) 5.渡邉 晴智(静岡) 6.佐々木 昭彦(武雄) 7.西郷 剛(甲子園) 8.藤井 久之(広島) 9.渡邊 泰夫(岸和田) 誘導:鈴木一央

 初日は師弟コンビが大活躍。福井のファンの期待に見事応えた。

 市田佳寿浩選手が目指すは、9年前の師匠の成績(優勝3着)を越えることは勿論のこと、師匠とてそのことを願っているに違いない。

 練習で真っ黒に日焼けした成果を存分に見せて欲しい。

 ファンが入場する正面入り口付近には、福井選手会主催の競輪グッズも販売されており、売り上げも好調、その一部は歳末チャリティー募金となる。

 特に携帯電話に付ける「ケイリンマン」のストラップ(1,100円)は、人気商品で飛ぶように売れていた。また、子供連れのお母さんが子供用競輪車番ユニフォームを買う光景が何ともいじらしく、ここばかりは鉄火場という殺伐とした雰囲気は感じられなかった。

 あなたも期間中、是非、地元福井の選手達を応援するとともに、売り上げに協力して下さいね。

支部長からのお願い。

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