今回の視察の目玉は、千葉県にある大規模展示場幕張メッセの1〜8ホールををぶち抜きで使った「ニコニコ超会議3」を実際に見ること。
これは何かと聞かれると、正直、30歳を超えて、ニコニコ動画を知らない方には説明が困難。
あえて説明すると、「動画投稿にコメントをつけることで盛り上がっている日本発のSNSサービスに「ニコ動」というのがあり、そのほとんどを幕張メッセにリアルに出現させたお祭り」。
4月26日(土)の3時頃に手荷物検査を受けて会場入りしたが、もの凄い混み具合でフードコートでハンバーガーを買うこともできない。
コスプレーヤーなどアニメが一番人気だが、「政治」「将棋」も人気コンテンツだという。7つの政党がブースを出し、真剣に政治の話をしていたが若者も食いついており、目つきが悪くイヤホンをしたSPの姿が目立った。そのすぐ脇のステージでは歌ったり、踊ったりしている混沌さが魅力。 一般報道では、大相撲超会議場所開催が大きく扱われていたが、会場をiPhone片手の浴衣姿の力士が歩いている。
意味不明のクライミングなどもあるが、地上6mの高さから会場内を見回せるという。とにかく、楽しんだ人が勝ち!
運営スタッフは、多くの機材を使って支えているが、出演者と来場者の距離感が近く「全員主役」というキャッチフレーズを体感した。
インターネットと映像が融合し、アイディアで交流していく新しい文化。次回は、私もコスプレで参加したい。
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