春の陽気に誘われて「ヱヴァンゲリヲンと日本刀展」(福井市郷土歴史博物館)を見てきた。アニメ作品にも日本刀にもそれほど興味は無いが、福井市内をラッピング観光周遊バス「さくら号」が走り回っているし、どんなものなのか興味が湧いた。
日本刀製造で有名な備前長船(びぜんおさふね)のテレビせとうちが企画したようで2012年から全国の博物館やデパートなどを巡回しているようだ。
とにかく、大勢の人が入っている。それも、若いカップルが多い。年配者が多い養浩館庭園・博物館エリアにあれだけの若者を集めたのだから大成功と言える。松平家史料展示室での企画展「越前の刀剣」も歴史を感じさせた。
ついでに見学した常設展も足羽山に有った頃の展示とは規模も内容も充実してして見所満点だった。明治初期に輸入した人体模型も子どもの頃から見てきたものだ。
福井自由舞台アトリエで「松平春獄異聞 七つの挑戦・佐々木権六編」という堀内茂昭さんの一人芝居も見てきた。30年近く前、故・坪川健一氏が代表だった頃、毎週日曜日に公演を始めたワンコインシアターの初期メンバーだが、今回が最後の舞台にすると言っていた。
とにかく、2015年の4月は福井城を中心とした「郷土の歴史」に触れる機会が多かった。
<参照 434号 433号>
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