古いファイルキャビネットを整理していて、世界各国の通貨が出てきた。1990年の第2回世界青年の船で訪ねた国のものが多い。
アラビア語表示のものは珍しく、日本で使われているアラビア数字とは違うので注意が必要。オマーン王国(1オマーン・リアル=280円)は、港のバザールで買い物した記憶がある。エジプト(1エジプト・ポンド=6.9円)は、地元密着型のスーパーマーケットで買い物した際に、端数をマッチ箱で代用コイン的に使っていたのが印象に残っている。
インド(1ルピー=1.4円)は、とても小型の紙幣で、文字が読めない程ぼろぼろになるまで流通させていた。2ルピー札の裏には技術大国をアピールする為に人工衛星が印刷されている。
ギリシャのドラクマは、ユーロに統一されてしまったので使われなくなっている。路地裏のカフェでビールが100円程度で飲めたが、いくら支払ったかは覚えていない。肖像はギリシャ神話だった。
ベトナムの500ドン玉は、自動販売機でもよく使った。シンガポールは、キャッシュレス国家だったので使う場面が少なかった記憶がある。
オーマン王国、ベトナム、シンガポールは、建国が比較的最近で、建国の父(
カーブース・ビン・サイード、ホーチミン、リー・クアンユー)が使われているのが特徴。
青友会時代 アラブを船旅 世界青年の船の写真 福井でインド人医師と再会 大阪でギリシャ人と再会 青少年国際交流
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