横濱たよりロゴ 第1004号 2021.12.09
 第74回全国競技かるた福井大会は栗原績追悼大会

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 2020年2月に始まったコロナ禍で、第73回全国競技かるた福井大会などほとんどの大会が中止。
 急遽、2021年12月5日(日)に栗原績追悼大会として、第74回を実施することが決定。
写真040 会場は、福井県職域・学生かるた選手権大会でも使用した永平寺町四季の森複合施設の旧傘松閣(絵天井広間)で、B、C,D,E級は実施せず、A級(4段以上)のみで、福井県と隣接する府県と富山県、大阪府限定。それでも、山添百合クィーン、粂原圭太郎名人もエントリーし、52名で6回戦を行った。
 開会式の前に追悼法要が行われ、関係者が焼香したのち、ユ谷博幸副会長が栗原氏のエピソードを語り、その場で向きを変えて、開会式を実施。現役時代に何度も対戦した松川英夫会長も心温まる挨拶、審判部長をして頂いた前田秀彦氏(福井市明道中学校の先輩で、漫画「ちはやふる」の原田先生のモデル)の競技説明で1回戦が始まった。
 仕事の関係で、暗記時間までした開場にいることは出来なかったが、法要から開会式までのダイジェスト版のビデオ映像も編集したし、当日配布パンフレットの編集栗原氏の肉声ビデオへもQRコードからリンク)や看板制作など競技かるた以外の部分でお手伝いすることができた。
 競技結果は、福井渚会の鈴木真央七段がクィーンを破って優勝し、夫の鈴木大将八段も準決勝でクィーンと運命戦(最後の1枚つづの勝負)までもつれ込んでの3位。仙達実初代会長の追悼大会(1997年9月14日実施)も、福井渚会の寺嶋良介が優勝している。
 
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