2024年6月26日(水)〜30日(土)まで、3泊4日の東京研修旅行に行ってきた。
北陸新幹線が3月16日に福井県まで延伸し、初めて乗り換え無しでの東京往復(行きは、2時間51分の最速便)となった。
6月20日に、無敵の藤井聡太8冠を破った同学年の伊藤匠叡王が学んだ三軒茶屋将棋倶楽部に足を運んだ。2021年に渋谷区千駄ヶ谷の将棋会館を見学したことがあったし、どんな将棋倶楽部で名選手が生まれたのか興味があった。
美容室の2階に倶楽部はあった。マンションの1室という感じ。ドアに耳を当てると「パチン」「パチン」と将棋を指す音がした。ノックして中に入るとロの字型に長机が並べられ、10名ほどの小学生が将棋を指していた。ロの字の中に宮田利男八段がいらっしゃり、ランニングスタイルの還暦親父を怪訝な表情で見ていたが「北陸の将棋ファンです。出来れば将棋がしたくて見ました」と挨拶すると、さっそく、空いている将棋盤に駒を並べ、2六歩から打ち始めた。
宮田八段は、ゆっくりと歩きながら将棋を指し、20分ほどで負けてしまった。「強いのか弱いのかわからない」と言われたが、谷川浩司氏は10歳若いとか、伊藤くんには大学に行くように話したことなどを教えて下さった。将棋の手順ではなく、小学生に姿勢を正すことを教えていたのが印象的。
三軒茶屋には写真撮影依頼を呉れたデザイン事務所があったので挨拶し、路線バスで渋谷に向かった。忠犬ハチ公は外国人にも人気だった。
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