練習不足は、展開も悪くなることが実証された
【レース経過】
号砲が鳴って、6番車の飯島が前に出た後を、5番車の皆藤と7番車の鷲田で、後を追った。
2周回を回ったところで、前から飯島 - 片山 -
鷲田 - 松浦 - 日下 - 皆藤 - 三浦 - 吉川 -
石田の並びで落ち着いた。
赤板表示を過ぎ、三浦 - 吉川 -
石田が上昇を開始すると、片山は、飯島を叩いて誘導員の後位に入った。片山は、三浦
- 吉川 - 石田の4番手に切り換えてきた日下 -
皆藤のインで粘ったが、最終1センターで競り負け、ズルズルと後退してきた。
私は、最終2コーナーで、片山を捨てて捲り上げたが、5番手を回っていた日下の踏み上げと一緒になり、3コーナーで浮いてしまった。
そのまま、流れ込みの6着ゴールした。
【レース感想】
片山と一緒のレースは、2000年4月15〜17日開催の和歌山競輪初日と決勝戦以来で、過去S級時代から一度も決まった試しがなかった。つまり相性が悪かった。片山は捲り一辺倒のタイプで、力はあるが追い込み選手にとっては、付きづらい選手だ。
しかし、この準優戦、好目標を得て決勝進出に意欲がみなぎっていた。完調には程遠かったが、昨日より大分感じは良かったし、三浦の先行を捲ってくれるものと期待していた。
しかし、片山は初日同様凡走し、私は、泥船(どろぶね)“共に沈むこと=競輪選手用語辞典
より ”となった。
練習不足は、展開も悪くなることが実証されたような一戦だった。
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