
2018年10月28日(日)、福井県立美術館に、USJのお土産のスパイダーマンの帽子を被り遊びに行った。ハロウィン night ダンスパーティと銘打ち、サルサのダンスパフォーマンスがあると聞いただけで詳細は不明。美術館が主催で入場無料。 <公式チラシPDF>
17時過ぎに美術館のロビーに入ると音響と照明が入り普段とは違った雰囲気。多くの人が全身衣装で固めている。
ペイントアーティストの清水麻里子さんが、無料のフェイスペイントをしてくれるというので並んで順番を待つ。聞けば13時から延々と、クモの巣、アニマル、傷口のペイントを続けているという。仮装していなくてもフェイスペイントを施すと一気にテンションが上がり、一体感が増す。
天井の高いロビーは良い感じでダンステリアになっていて、老若男女が汗だくになってエンジョイダンスを踊っていた。メキシコ料理専門店アミーゴタコスのキッチンカーも到着して営業を開始したが、飲食は、入り口付近限定。
ショータイムの準備中に音響ブースに行くと知り合いの玉リンがひとりで照明も担当してした。そこで、まさかのマシントラブルでCDの音が出せなくなった。とっさに、ベリーダンサーEmmaさんのMacBookPROをお借りして、提供された音源CDを差し替える臨時スタッフとなった。サルサやベリーダンスのワークショップも組み込まれ、ロビーが一体になって動いているのをすみっこの音響ブースから眺めるという展開。臨時のMC役にマイクロフォンを渡したりと綱渡りのイベントだった。
2階屋外展示室からプロジェクションマッピングを鑑賞とか、全体が「大人の為のアートな秋の瞬間(とき)という」9月29日から10月28日までの集客イベントの一環。
従来の「美術品展示」だけでは、70年の歴史のある福井県総合美術展「でさえ集客に苦労しているのが現状。
美術館でこんな企画をするなんてと批判もあるようだが、わたし的には、美術業界の底辺を広げる試みとして応援したい。
福井県立美術館関連: 429号 470号 539号 551号 590号
617号 647号
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