   
海外旅行先での楽しみに、映画館観光がある。世界中に映画館はあるが、その上映システムや設備はいろいろ個性があるので、とても楽しい。
友人などにも映画館観光を勧めている。
 シンガポール川周辺の高層ビル街に、映画館(Golden Village Cineplex)を見つけた。Great World Cityという毎日お世話になったショッピングセンターの３階にあった。
見た映画は、Just Go With Itというアメリカンコメディ。入場料金は５００円程度と格安。コーラは２００円、ソーセージは１５０円という感じだろうか。
すぐに上映だと思ってこの映画を選んだのだが、飲酒運転追放の映像、キャンディ、洗剤、次回作などの広告が３０分以上も続く。カールスバーグなどビールの宣伝もあった。
多くの国で行っている観客が起立して国歌を歌うことは無かった。タイ王国では、国王のプロモーション映像が流されていた。
字幕は、中国語のみ。８０％程度が中国系の国民、特に、英語が苦手な高齢者向けなのだろう。
劇場は２２席×１０列のこじんまりとしたものが６つほど入ったシネマコンプレックスだったが、13時50分開始の回ではがらがらだった。
綺麗なロビーには、「風と共に去りぬ」（1939年公開）の大型ポスターが飾られ、通路にオスカー像の巨大なオブジェがあるなど、アメリカ指向の強い綺麗な映画館だった。
（１）総括編、（２）交通編、（３）映画編、（４）煙草編、（５）食物編
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第308号 2011.3.26
