シンガポールは多民族国家なので、食べ物のバラエティも凄い。
おいしかったのは、丸いかまぼこのようなものが乗った魚圓面(Fishball Noodle)。価格も300円程度とお手頃。
大きな駅やショッピングモールには、賑やかなフードコートがあり、中華料理をメインに、マレー料理、インド料理、韓国料理、アラブ料理などが並ぶ。もちろん、日本料理も並んでいたりする。
写真に映っているフードコートは、なんとシンガポール国立大学病院のもの。とにかく、大きな声で話をしながら豪快に食べるのが一般的。いろいろなカウンターで好きな食べ物を注文し、空いている場所で食べるのは日本と同じだが、食器やドリンクを片付ける必要は無い。せっせと片付ける専門スタッフがいて、うかうかしていると残っている器まで持って行かれてしまう。さっさと片付けて次の客が入れるようにした方が得策と考えられているのかも知れない。また、高齢のスタッフが多いように感じたが、企業は一定割合で高齢者を雇わないといけない法律があるとタクシー運転手から聞いた。
イスラム教徒は、豚肉を食べないことは広く知られているが、それを表示しているお店もよく見かけた。店員さんもスカーフをかぶったムスリムであることが多い。
驚いたのは、チャンギ空港にあった菜食主義のインド料理店。看板には、牛・鳥・魚・豚にばってんが付けられ「MEAT FREE ZONE」と書かれ、結構流行っていた。社会見学でトライしてみるべきだったかも知れない。
1週間ほどの短い滞在なので日本料理が恋しくなったわけではないが、ホテルのバーでカルフォルニアロールを食べてみた。価格は480円とこちらもお手頃。ハッピーアワーと呼ばれる早い時間に入ったので1杯の料金でビールが2杯楽しめた。
一番利用したのは、ホテルのバイキング。こちらも世界各国料理が並び、辛い味付けの卵がおいしかった。涼しい朝だとオープンテラスで食べるのがゆったりした気分になれて最高だった。
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