2017年1月19日(木)に福井市地域交流プラザ・アオッサ6階和室で開かれたとなった「水ようかん食べ比べ会」の講師に招かれた。主催は、福井市中央公民館および青年講座自治会で、参加は青年講座(18~39歳)と創年セミナー(創造的に生きる大人=主に中高年)受講生のみのプライベートイベント。
「水ようかん文化論」を講演して欲しいという要望だったので、赤系、小豆色系、個性派系のパッケージを42種類展示し、ホワイトボードを使って「水ようかん文化圏」「丁稚ようかんとの違い」「食べ比べ会の特徴(順位を付けるものではない、ワンシーズンに5回程度開催など)」などを解説。「水ようかんは食べ物ではない」というメインの主張には戸惑いがあったようだが、最終的には理解して頂けたようだった。
食べ比べに用意した9種類は、福井駅前周辺で手に入るモノに限定し、3つのテーブルに分かれて意見交換しながら楽しんだ。青年講座には茶道の受講生もおり、お抹茶を始め、豊富なドリンクもラインナップ。甘い物の間に食べるおつまみも4種類のじゃがりこ(期間限定品含む)、チーズ、塩昆布、漬け物にみかん。準備して頂い公民館やイベントスタッフには頭が下がります。
頃合いを見計らって、本日のお題である「水ようかんを紹介したい都道府県は(その理由も)?」を数名に発表して貰った。
北は北海道から南は沖縄までユニークな理由で会場を和ませ、想定外だったのが「福井」に紹介したいという意見。これほどまでに豊富で深い水ようかん文化を自分自身も知らなかったし、多くの福井県民が知らないのは勿体ないという理由だった。 文化サロンとして良い雰囲気で終了することができた。
今シーズンは、オープンな形で2月11日(土)「福井県立美術館喫茶室ニホ」Vol.25チョコレート交換会付き、3月12日(日)「cafeおぶう」Vol.26で和装限定企画を開催予定。
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