
美術館の使命として、美術品の調査・研究/収集・保存/展示・公開/教育・普及が上げられるが、「個展やグループ展覧会」も重要な使命だろう。
梅雨が明けない7月の4連休に福井県立美術館に、知り合いの展覧会を観に行った。
メインは、第5回真木康至・真木ひとみ油絵2人展。前回は2016年のゴールデンウィークだった。ひとみさんは、ヨーロッパ旅行の作品で、康至さんは、現代社会の不安をテーマにした巨大な油絵を4点展示。大きさ作品は、民家や私設のギャラリーでは展示しにくいので、空調や照明器具が整った美術館ならではの展示となっていた。
もうひとつは、日本画展で、講師の個展とグループ展を別の展示会場をゆったりと使っていた。キャラリー喫茶サライでも見た事のある作品も有ったが、会場が違うと印象も変わってくる。
歩き疲れたので南側に隣接している美術館喫茶室ニホで休憩。ちょうど、青山円個展「日曜日」(7/1~8/30)をやっていたが、オーナー自身が現代美術に造詣が深く、来客する方もユニークな人が多いので楽しい。アイスコーヒー(500円)には、福井大麦倶楽部の「麦ストロー」 を使うなど、環境問題意識も高い。
福井県立美術館関連: 429号 470号 539号 551号 590号
617号 647号 704号 858号
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