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この日は、８泊９日の保養キャンプ「殿下の自然 つるつるいっぱい！」のさよならパーティが行われた。
 ９年前の3.11（東日本大震災）を受けて、福井市殿下地区では被災者受入委員会(NPO法人)を組織し、10軒ほどのホストファミリーに分散して民泊しながら、海や川、天体観測、花火大会、恐竜博物館見学などで夏休みを過ごす。
毎回、さよならパーティの直前に100名規模の集合記念写真をボランティアで撮影させてもらっており、山里の雰囲気が残る場所を背景にして撮影するが、ホストファミリーごとのレイアウト表を作成して出来るだけ短時間で終える。
パーティでは、参加者やボランティアが感想を発表したりするが、空手の型を披露する参加者もおり、大いに盛り上がった。大学生のボランティアで、社会人になっても参加してくれる人もいてビックリ。
今年は、2012年７月に竣工した「殿下未来工房」に泊めてもらったが、エアコン無しでも眠れる快適さで、ラジ体操を見守ってから帰った。
９年目ともなり報道機関の取材も減ってきたが、NHK福井放送局だけは、熱心に翌朝の送迎バス出発までビデオカメラを回していた。
東日本大震災直後にボランティア(チームふくい第49班)に行ったが、震災はまだ終わっていないと感じた。
復興支援関連：329号 351号 352号 467号 533号 537号 595号 682号
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第771号 2019.08.07