第1300号　2024.05.02
　横山大観展 と福井一陽展

　　　
　新緑の福井県立美術館に北陸新幹線福井・敦賀開業企画「横山大観展」と福井一陽展を観に行った。
　GW中でもあり、多くの美術愛好家が詰めかけていた。
　横山大観は、制作年数も長く、7000点もの作品を残しているだけに、美術館のほとんどの展示スペースを使っても足りない感じ。会期も4月26日から6月2日と長く前半後半で展示作品も一部が入れ替わるようだ。また、越前和紙職人の平野平三郎氏に宛てた手紙なども展示されていた。　＜美術館動画＞
　福井一陽会の小品展（5/2~5/6）は61回目となっており、１３名の作家による「希望」をテーマにした作品13点と自由作品が23点が並べされていた。美術館は、地元作家の発表の場でもある。
　4月26日の横山浩一氏（大観の曾孫で記念館館長）×手塚雄二特別館長トークセッション 〜家族と作家の目から見た《生々流転》〜 にも参加した。作品は、１．展覧会出品作品、２．依頼制作作品、３．個人的な寄贈用作品に分類できること。大きな作品には、下絵や習作が存在し、バランスを修正しながら仕上げていくことなど興味深かった。
　

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