福井市宝永3丁目にある養浩館庭園 開園30周年記念展
「うつしよの庭」土屋公雄展オープニングのギャラリートークを聞いて来た。 <1分動画>
会期は、2023年6月17日(土)〜7月17日(月・祝)で大人は入園料220円で、JR福井駅から徒歩10分。
土屋公雄氏は、福井市出身の彫刻家で、1955年生まれの順化小学校卒だという。子どもの頃、荒れ果てた「お泉水」に、こっそり忍び込んで、遊んだ記憶は、宝永小学校卒の私と共通だった。
今では透明で錦鯉が泳ぐ池を背景に、日本建築家屋や庭園の持つ意味、あの世とこの世を往来する作品に付いて語り出した。
メイン展示となっている御月見ノ間の作品:うつしおの庭(こけと鏡によるインスタレーション)と鉛の山(重い鉛で作られた想像上の山の造形)は、観る角度でどんどん表情が変わり圧巻だった。
1時間を越えるトークの中で、目線の高さを意識して作品つくりをしたこと、美術家は差別することをしないのアートを平和に使って欲しいという話が印象に残っている。
足羽山の福井市自然史博物館がリニューアルしたのは、1992年。名勝養浩館庭園が整備されたのは、1993年。下馬にある福井市美術館オープンは、1997年。バブル経済が(1980年代後半から1990年頃)が後押しした時代背景だったのだろうか?
福井市美術館関連:
1176号 1124号 1039号 925号 911号 814号 774号 757号 705号 673号 656号 622号 559号 527号 516号 401号 390号 340号 280号 223号 160号 091号 創刊号
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