第966号 2021.10.01 映画「記憶 少年院の少女たちの未来への軌跡」
2021年9月30日(木)に「福井に子どもシェルターをつくる会」「福井西ロータリークラブ」「みに・キネマ・福井」共催の映画「記憶 少年院の少女たちの未来への軌跡」をテアトルサンク4に観に行った。 中学を卒業してわずか半年後に暴走族・レディースの総長となり、女子少年院経験者の中村すえこ監督作品は、法務省も後援している。複数台のビデオカメラを使いしっかりした絵作りのインタビューと再現ドラマを上手に組み合わせた110分の作品。 上映後には、司会:端将一郎氏(福井に子どもシェルターをつくる会事務局長、子どもの意志で入所できる避難所の開設を目指している。問い合わせ:よつば法律事務所 0776(28)3331)、入場無料をサポートして下さった福井西ロータリークラブの中村淳会長を交えたトークショーがあり、最初に質問させて頂いた。 問題解決のために「ベーシックインカム制度」の導入をどう思われるかというものだったが、その制度自体は知らないが、教育機会の確保が必要と答えられた。 トークショーでも何度も出て来たキーワードは「居場所」と「普通」というもの。数日前に舞台挨拶付きで観た映画「君がいる、いた、そんな時。」とかなりだぶっていた。自分自身の子ども達と向き合っていきたいという言葉は胸に響いた。 中村監督は、パート2として少年院の男子を追った作品の準備をしているという。入院者自体は減っているが、再犯事例が増えている現状を探りたいという。社会を変える為に、現状を知ってもらう映画作りを始めたという彼女の思いは、多くの人に伝わったと思う。 <福井駅前・映画関連> 966 965 963 955 953 946 943 941 939 938 932 928 926 924 918 916 914 903 899 892 881 877 871 865 862 838 820 812 804 801 778 740 731 721 716 713 709 708 701 679 665 662 657 652 634 632 629 623 615 596 583 564 554 549 502 495 485 475 445 431 402 390 328 315 312 246 201 171 133 119 104 076 066 061 059 056 034
「横濱たより」は、1998年10月に創刊されたインターネットを利用したオンラインマガジン。名前の由来は、横濱商館ニュースでは堅いので柔らかい感じものにしました。「たより」というのは、「便り」と「頼り」を掛けています。いつも頼りになる存在でありたいと願っています。見たり・聞いたり・感じたモノやコトを発信しています。Back number No.001-100 No.101-200 発行:マイク・ヨコハマ 918-8112 福井県福井市下馬1-1624 横濱商館 tel:090-3765-1097 http://mike.co.jp info@mike.co.jp