第581号　2017.05.28
　学校防災アドバイザー研修会＆総会

　2017年５月27日に福井市アオッサ601研修室で福井県防災士会の総会等が開かれ、福井市防災士の会のメンバーも多く参加した。
　午前中は、東日本大震災をきっかけに全国で始まった「学校防災アドバイザー」向けの研修会。私も昨年から参加しているが、学校周辺の情報収集の重要性、地震と津波の関係、気象庁からの警報・注意報の見たかなどを学び、適切に対処できるように務めたい。
　午後からは、福井県防災士会の総会。設立10周年となる今年は、初めて谷口竜哉福井県危機対策・防災課長の挨拶もあり、総会自体も各方面から建設的な意見が出された。私としては積極的な情報発信を外注費を使ってでもやるべきこと、避難所運営など性的マイノリティ（LGBT）への配慮をお願いした。また、外国人向けに３カ国語で作成した防災ハンドブック「行動しよう！」の解説も行った。
　基調講演は、福井市中央公民館主催の第１回市民公開講座「いつも心にオレンジ服を　〜実働するための心構え〜」と題して、ホテルニュージャパン火災(1982年２月８日東京）で活躍された元東京消防庁レスキュー隊隊長：高野 甲子雄(たかの きねお)氏。防災士以外にも、多くの市民や消防関係者が会場一杯に詰めかけた。元レスキュー隊長というからもの凄く強面の方かと思ったが、優しい語り口の方でイメージががらっと変わった。実践的な楽しい訓練の重要性を感じた。
　アオッサ５階の桜木図書館も協力し、会場に防災関連の書籍を持ち込んでくれた。
　その後、懇親会が開かれたがこちらは、欠席させて頂いた。

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