映画上映グループ「みに・キネマ・福井」第120回「百姓の百の声」(柴田昌平監督)をテアトルサンク4で観てきた。
東北を中心に日本各地の百姓を取材してまとめたドキュメンタリー映画だ。
役者が出演する劇映画と較べて、ドキュメンタリー 映画は、照明器具や音声収録器機に大きな差があり、総じて映像クオリティが低いが、この映画はあまりにもハイクオリティで驚いてしまった。
映画の内容は、常に革新的でアイディア溢れる百姓が次から次へと登場してくる。「農文協」と略される農家とともに80年をスローガンとしている出版社「農山漁村文化協会」の地道な取材活動も紹介されていた。
茨城県の大規模稲作農家は、たった1台の田植機で、12品目の稲を3ヶ月かけて植え付ける話は、福井の大規模稲作農家との共通点があると感じた。当然、収穫も長期にわたる。機械を大量導入するとその操作にかかわる人材も必要になり、無理が掛かるとのことだった。
最初、先行き不安な日本農業の愚痴を聞かされるのかと心配したが、前向きなコメントに終始し、「百姓の百の知恵」と感じた。ただし、映画でも出てくるが、近くて遠いのが現状だ。
<福井駅前・映画関連>
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