第672号 2018.06.30 大阪府北部地震から1週間-茨木市訪問(5)雑感
<福井市防災士の会での報告動画 15分> 6月18日(月)の地震発生以降、大きな余震もなく、津波や高潮の心配もなく、一安心。茨木市のホームページでは毎日情報を更新し、75箇所の避難所のうち50箇所以上がすでに閉鎖され、被害者支援制度がA4用紙10ページのPDFファイルになっている。 6月28日は福井震災70年記念ということでテレビ番組でも特集が組まれたりしたが、避難所の設置、段ボールベッドの配備、マニュアルの充実など、行政や自主防災会組織で取り組まなければならない課題も見えてきた。そんな中、防災士としてではなく、一市民として出来ることを考えてみたい。 今回「南海トラフ地震」との連動で、太平洋側の生産や流通がストップするかも知れないと考え、静岡県で大半が作られる「トイレットペーパー」を買い増ししておいた。飲料水は、4人家族時代は100リットルを目安にしていたが、子どもが帰省しているときに被災することも想定し、現状維持とした。缶詰類、カセットボンベも再確認。常に、使いながらが基本。 非常持ち出し袋にもなる簡易お泊まりバックも整備した。急に外泊になったときにとりあえず持って行けるように着替えやパジャマ、歯ブラシなどを入れた物で、災害でなくても使えることを念頭に置いた。非常時にしか使えない物は多分、非常時にも使えないだろう。防災とは「非常時をイメージし、自律的に行う、生活改善活動」と考えている。 吹田市で友人が経営している炭火焼肉「元喜(げんき)」に向かう途中、大阪万博の太陽の塔を見る機会に恵まれたが、日本最大級の大型複合施設エキスポシティの一部の飲食店は営業を停止していた。途中のコンビニでは、余震に備えて、陳列棚から瓶製品が床に移動されていた。焼肉屋さんでも、焼酎の一升瓶、食器やジョッキが割れたそうだが、その日のうちに片付けて営業を再開したという。 瓦礫で足を痛めないように、寝室のスニーカー(履き古した物)をもう一度、チェックしたい。(鉄板入り安全靴も、健康維持も考えて、時々、散歩で履いた方が良さそうだ)。
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