第674号 2018.07.09 大規模災害を目前に何をすべきか?
<2018/7/12の京都府舞鶴市の報告会ビデオ> 2018年7月9日になって、気象庁は「平成30年7月豪雨」と名称を付けた。西日本を中心に100名以上の死者を出した西日本豪雨災害のことだ。地域名が入っていないのは、あまりにも広範囲に被害が及んでいるためで、まだ、全貌は見えてこない。 5日から強い雨が断続的に降り続き、私の住む福井県でも一部の学校が昼過ぎに一斉下校させたりと対応を始めた。8日頃までまとまった雨が続くとの警報が出ていたので、即座に食糧や日用品を買い増しし、通常なら半分近くにならないと満タンにしない自家用車も3/4残っていたが念のため給油。寝室には、携帯ラジオやライト、安全靴を用意し、アルコールを飲まずにベッドに入った。 7日の20時23分には千葉県沖でマグニチュード6.0の地震が発生し、震度5弱を記録、「南海トラフ地震」との連動も気になり、カセットコンロを出して使ってみたりとできるだけ準備した。 防災士として講演を行う際に、災害の種類として「地震」「大規模停電」「火山噴火」「津波」「原発事故」「洪水・雪害」「新型伝染病」と緊急度順に説明することがあるが、身の安全を最優先に避難行動を取る必要が有る。自分だけは大丈夫といった「正常性バイアス」に欺されることなく、最悪の事態を考えて行動したい。西日本ではまだまだ崖崩れの危険性はあるし、台風8号もフィリピン沖に発生している。 一市民として、 1. 指定避難所の状況確認、2. ヘルメットと手袋の準備を怠ってしまったと反省している。 (災害時にフリーWIFIとなるのは、「00000JAPAN」で大阪府北部地震視察時に使用した)
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