<2018/7/12の京都府舞鶴市の報告会ビデオ>
舞鶴市社会福祉協議会さんは、しっかり準備されていたようで、バスから降りると手際良く3〜4人のグループを編成し、依頼書、地図、報告書(作業指示書と裏表)のクリアファイルセットを渡してくれた。私は、30歳代と70歳代の男性と3人チームで超高齢独居宅に地図を見ながら歩いて向かった。道具もレンタカーに一輪車などを積み込んでボランティアバスに付いて来てくれた。
家の方にご挨拶をし、裏庭、玄関先、駐車場の3箇所をどのように進めるかを決めた。床下浸水だったため、畳みもそのまま使える状態だったが、氾濫した伊佐津川に近い住宅では、床上浸水で、2004年の福井豪雨災害を思い出した。
敷地内の泥を土嚢袋につめて道路脇まで出すという作業だが、かなりの重労働。土嚢袋の一杯まで泥をつめると重くてひとりでは持ち運べなくなる。15kgを目安に次の袋に移った。曇り空で猛暑ではなかったが、汗がしたたり落ちる。飲料水は一杯持って行ったのだが、お宅の方から冷たい麦茶ポット、缶コーヒーなども提供された。水道も電気も通っていたので、緊急性はそれほど高くなかったが、被災者のニーズとボランティアをマッチングさせるのが難しい。感染症の怖れもあり、耐油性の丈夫な手袋は必須で、暑くても長袖が基本。 <2018.7.13付日刊県民福井参照>
反省点としては、
1, 長時間移動となるバス内で履くスリッパを忘れたこと
2, 着替えなどバス内において来てしまったこと
3, ファン付ジャンパーに不具合があり使えなかったこと。
運営側にお願いできるとしたら、
1,穴あきバケツと土嚢袋の使い方、最終処分法などのレクチャーを事前に時間を取って行って欲しい
2, グループ分けの前に全体像を説明して、自分が向いている現場に志願できるようにして欲しい
3, 初対面のボランティアさんが大半なので、アイスブレーキングタイムを設け、コミュニケーションが取りやすいようにして欲しい
4, ガムテープの名札は、読みにくい方もいるし、外国人にもわかりやすいカタカナかひらがなにして欲しい。
復旧支援するぞ! と意気込んで現地に着いたものの午前中でかなり体力を消耗し、午後は、とにかく、メンバー間の会話が激減した。30分に1度は休憩を取り、気力が萎えないようにしたい。
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