横濱たよりロゴ 第745号 2019.04.29
 10連休を前に考える防災「日常備蓄」

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 2019年4月24日に福井市総務部広報課から防災関係の取材を受けた。テーマは日頃から実践している「日常備蓄」について。取材時の動画20分広報ふくい2019年6月10日号
 子どもの頃からお菓子を備蓄したり、2000年問題時にテレビ取材を受けた事などから話を始めた。<1999年12月のテレビニュース>
写真040 備蓄に関しては、役所や企業等が非常時に備えて目に見えない場所に一定期間保管しておく「企業系防災」がメインだったが、2015年9月に発行された防災ブック「東京防災」では、「家庭系防災」として、それまで「ローリングストック方式」とか「ランニングストック方式」とか呼ばれていた生活しながら消費していく「日常備蓄」がイラスト入りで紹介されている。
 家庭での基本は、飲料水、食糧、燃料だが、横濱商館の場合、災害時(停電を想定)4人が暮らせるよう考えている。
 飲料水は、ひとり1日3リットルとして、100リットル程度を2階への階段の踊り場、食糧は、キッチンの棚にレトルトパック、缶詰、インスタントスープを中心に数日間分、燃料は、2台のカセットコンロ(鍋用と焼き鳥用)とボンベ12缶を基本にしている。夏場は、鍋料理をほとんどしないので、ぴったりサイズのたこ焼きプレートを購入し楽しんでいる。タコの代わりにシーチキン缶を使う事が多い。
 2019年は積雪は少なかったが4月末でも寒い日が続き、旧式石油ストーブが稼働中だ。南海トラフ地震の発生を想定するとトイレットペーパーの大半を生産している静岡県からの物流が止まるので、トイレに渦高く積んでいる。日常生活で見える所におくのがポイントだろう。「貧乏な上にケチ」なので、無駄にしないように使い切る工夫をしている。
 10連休は、金融機関の窓口は閉まり、ATM(現金自動預け払い機)も通常通りに使えなくなる可能性を考慮し、1000円札を中心に10万円ほどの現金も手元に用意した。
 災害対策に正解はないが、 「災害を想定し、自律的に行う、生活改善活動」と定義し、日々実践している。

 
<防災関連号> 718  712 710  707 703 700 697  691 689 667 676 675 674 672 671 670 669 668 659 648 639 635 633 632 631 614 607  581 571 563 554 552 550 538 537 533  526 519 511 506 505 503 501 492 490 488 483 477 467  451 430 392 384 360 355 354 337 245 240 224 202 193 189 184 183 179 025 020



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