第815号 2020.02.07 災害時の「やさしい日本語」
2020年2月7日(金)にユーアイふくいで開かれた「やさしい日本語」セミナーに参加した。やさしい日本語については、2018年3月1日の災害時通訳ボランティア研修会でも少し触れていたし、福井市防災士の会の4カ国語ホームページでも2019年からの新規ページには漢字にルビを振るなど取り組みを開始している。 「やさしい日本語」有志の会の杉本篤子氏は、経験豊富でわかりやすい説明をして下さった。特に、12のルーツと言い換えリストはすぐに役立つ優れもの。幼児向け日本語テキストのように分かち書きすることやローマ字表記する時に英語と混同しないことなどが重要。 後半は、グループワークショップとして「うがい」「手洗い」を外国人に伝えるポスターつくり。単に、堅苦しい日本語をやさしき日本語に翻訳するのでは、伝わらないので、最初に情報を整理し必要なものを取捨選択し、短い文章に区切って、伝えたい事から順番を変えるなどの方法を学んだ。 1995年1月17日の阪神淡路大震災からはじまった「やさしい日本語」は、少しづつ広がり、各地でガイドラインなどが作成されている。お役所言葉をわかりやすい言葉にする事は、外国人のみならず、日本人にも役立つはずだ。 今回のセミナーは、福井県危機対策・防災課の「外国人の防災対策事業研修会」の一環で、参加者のほとんどは行政マンで、現場の進行を担った国際交流協会関係者がほとんどだった。 <防災関連号> 812 810 807 800 798 797 791 788 786 785 784 782 775 773 768 765 763 761 759 755 753 751 750 747 745 718 712 710 707 703 700 697 691 689 667 676 675 674 672 671 670 669 668 659 648 639 635 633 632 631 614 607 581 571 563 554 552 550 538 537 533 526 519 511 506 505 503 501 492 490 488 483 477 467 451 430 392 384 360 355 354 337 245 240 224 202 193 189 184 183 179 025 020
「横濱たより」は、1998年10月に創刊されたインターネットを利用したオンラインマガジン。名前の由来は、横濱商館ニュースでは堅いので柔らかい感じものにしました。「たより」というのは、「便り」と「頼り」を掛けています。いつも頼りになる存在でありたいと願っています。見たり・聞いたり・感じたモノやコトを発信しています。Back number No.001-100 No.101-200 発行:マイク・ヨコハマ 918-8112 福井県福井市下馬1-1624 横濱商館 tel:090-3815-1097 http://mike.co.jp info@mike.co.jp