横濱たよりロゴ 第857号 2020.07.21
 あれから75年「昭和20年7月19日〜福井空襲〜」

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 写真展「昭和20年7月19日〜福井空襲〜」を福井県立歴史博物館(福井市大宮2丁目、幾久公園北側)で見て来た。
 2000年に勝山恐竜博物館が出来る前の1984年に建てられた博物館で、時折、福井県立美術館と間違えられる。
写真040 14歳の時に81分間の集中爆撃の福井空襲、17歳の時に福井震災に遭った父親が行きたいというので連れて来たが、中に入るのは10年以上前の事だろう。
 展示写真は、京都国防写真隊に所属していた川崎紀雄氏がライカ製のカメラで撮影したものが中心で、福井市郷土歴史博物館のアーカイブでも多くの関連資料を見る事が出来る。アメリカボーイング社の爆撃機B-29が127機もやってきて焼夷弾10万本(800トン以上)落としたため、福井市街地は壊滅状態で消防車など役に立たなかったらしい。3年後の6月28日に震災、7月23日から25日にかけて350mmの降水により、九頭竜川左岸(南側)の堤防が300mに渡って決壊し、福井市内が水没した。
 そんな悲惨な状況から復活したところから不死鳥フェニックス福井と呼ばれるようになり、1952年には福井復興展というイベントが福井大学や足羽山で開かれた。写真展のパネルのは1946年と記載されていたので、修正をお願いして帰った。
 博物館ロビーには、1967年製のマツダキャロルが展示されているが、時折、過去の歴史にも学びたい。

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