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福井県、消防防災科学センター、気象庁福井地方気象台が主催で、杉本達治福井県知事が最初に挨拶した。
 福井市防災士の会会員を始め、会場は満席状態。過去の災害に学び備える〜福井豪雨から20年〜がテーマ。
前半は、福岡県出身の大原美保氏。東京大学大学院教授という研究者ならでは視点というか、数値を出してプレゼン。地震先発型の複合災害というのは新鮮だっが。質疑応答では最初に手を挙げ、地域住民への防災意識の向上方法をお尋ねすると、
１ 日頃から避難袋は用意したなどとコミュニケーションを取る
２ スマホを使っていない高齢者などには子どもや孫から避難情報を伝える
とアドバイスされた。＜PDFプレゼン資料001＞
後半は、2024年１月17日より気象庁長官になった森隆志氏で、なんと福井市宝永小学校の２つ後輩。小学生から気象庁に入りたく、電話したという。長官は、首相官邸にすぐに駆け付けられる場所にいる義務があり、初めて東京を離れたらしい。
非常にユーモアがある話ぶりで会場も暖かい雰囲気に包まれた。年間予算が国民ひとり当たり500円しかないと笑いを誘った。
記者会見にも登場する鎌谷紀子参事官（地震火山部）も福井県越前市の出身だ。
＜PDFプレゼン資料002＞
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第1340号 2024.07.25